探偵。
先日の日曜日だったか
以前から見たいとは思いながらも
前にも書きましたがお金払ってまでは邦画は見ない
ポリシーを持つ僕にとっては
待ちに待っていた作品がテレビにて地上波初放送された。
ダイアリー版では超有名な話ですが
僕の一番のお気に入り番組「水曜どうでしょう」にて覚醒した
天才(ここは敢えてね)大泉洋さん主演の映画
「探偵はBARにいる」これは是非見なければなりません。
そんな訳でその日のスケジュールはすべてその放送時間に合わせ
全てを準備万端に整えて見始めたにも関わらず
僕の関心はまったく別のところに行ってしまっていた。
これもダイアリー版では何度も書いた
飛行機に乗れない残念な体質の僕の憧れの地デッカいドーにて
僕認定の日本一の拉致られ芸人大泉さんが
主演の映画だと言うのにも関わらず
途中からは大泉さんそっちのけで別の俳優さんの演技を
大泉さん演じる探偵の運転手役の彼を追っていた。
大泉さんにもデッカいドーのファンの方にも申し訳ないけれど
「なんで彼が探偵じゃないの?
って言うか探偵なら彼の方が血筋的にも適任じゃないの?」
とさえ思ってしまってゴメンなさい。
僕にとって
彼のお父さんは本当に日本一カッコ良い探偵だったのだ。
その後見たどんな探偵役の俳優さんよりも
ずば抜けてカッコ良い探偵だったんですよ工藤ちゃんは。
子供心に「そんなヤツはいる訳ねぇ!」って思いながらも
再放送がある度に何度も食いついて見たし
専門学校を卒業してコマーシャルやってたバブリーな頃は
真剣に白いべスパを買うかどうか悩んだものだ。
だから探偵が主役の話で
あの工藤ちゃんの息子さんが脇役だなんて
大泉さんにツラレテお金払って見ないで正解だった。
という感想しか持てないくらいにしか話の内容を覚えていない。
だって僕にとっての大泉さんは
基本的に「どうでしょう」で藤村さんに騙されてナンボだから。
そしていつの日か迷探偵・工藤俊作を演じた名優を父に持つ彼が
工藤俊作を抜く名探偵を映画でもテレビでもいいので
見事演じきってくれる日がきたら
今回の運転手って言うか相棒役の検証も兼ねて
ブルーレイに焼いた探偵はBARにいるを改めてじっくり見よう。