まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

サッカーの話

再戦。

ダイアリー版からのお友達は覚えておいでだろうか? 今から三年前の夏の日。 「若くて強くて可愛らしい」とマスコミに持ち上げられながら ヤングなでしこが日本にて世界一を目指したあの大会。 日本開催の理由づけをするかのように 仙台から始まったあの大会…

相愛。

少し前の記事にてご紹介した女子サッカー選手の契約事情。日本では神戸のチーム以外には完全プロ契約しているチームはありません。だから海外リーグからオファーがあれば移籍を考える選手が多い中この4年間一切移籍話を封印して魅力あるお誘いでも断り続けた…

復権。

復帰繋がり三部作的な感じで 全く関係のない藤の写真を乱発しながらお送りしておりますが 最後を飾るのは超絶有名な復帰した人がいる話。 てかもうすぐ始まっちゃうんでね。 ココの裏大命題でもあるあの子達の応援記事を 藤の花同様に乱発するかもしれないか…

願叶。

新年のあわただしさが過ぎたころ彼女に朗報が届く。「君の力と経験が我がチームに必要だ」まだリハビリの途中で復帰できるかどうかも分からない彼女に一部リーグに上がった大阪のチームからプロ契約のオファーがあったのだ。ずっと関東で過ごしてきた彼女を…

後悔。

後に彼女自身が語った言葉。 「あの時試合に出てなかったら怪我をしなかったかもしれないけど きっと今の何倍も後悔していたと思う」 マレーシアにて行なわれた ロンドン五輪最終予選の最後の試合。 試合前まではスタメン予想さえされていた彼女の姿はベンチ…

一夜。

選手なら誰しもスタメンでゲームに出たいもの。 ましてや一度でもエースナンバーを背負った事がある者なら尚更だ。 それでも最初から「控えで呼んだ」と言われたW杯。 今の自分にできることを精一杯する為に 「私にはスピードで試合の流れを変える自信がある…

追想。

これは少し前に道程と言う記事でも書いたのですが僕がずっと前から応援しているある女子サッカー選手のお話です。これから始まる女子サッカーW杯に向かう選手たちと先日マジメな記事を書いてた奈良のお嬢(id:ka-ruto)へのエールを込めて少し長めの話な上に何…

六分。

まだ6分咲きと言ったところだろうか?いやいやココに載せてる梅の話ではなくて昨日やっとこさ「らしさ」を垣間見させてくれた あの子たちの話ですけどね。まぁ色んな人が色んな事を言ってますがよく考えてみて下さいな。真冬の日本からいきなり30度にもな…

走継。

今年もまた それが自然なことのように 君はその決意を刺繍した黒いスパイクを履くんだね。 今年もまた それが自然なことのように サッカーの神様が息吹をふきこんだ名門チームの 背番号40のジャージを羽織るんだね。 そして今年もまた 試合中はそれが自然な…

通声。

昨日の記事にて触れさせて頂いたこれからサッカーを本気でする子達はしっかりと見て欲しい試合中に何度も解説のナミ姉が繰り返したポルトガル戦をピッチで支え続けたもう一つの声。 中継をご覧になった方は気付かれたでしょうが 実際に彼女の声はよく通るの…

感嘆。

初戦の鬱屈を払拭した二つの声。 初戦の記事と 某ウサギ(id:hana-kaoru)さんの記事のコメントにちらっと書いてはみたものの こんなにも違うものだろうかと感嘆した二つの声。 アルガルベカップのポルトガル戦が 初戦とは全く別の試合に見えた大きな要因。 前…

苦言。

なんであのテレビ局はサッカー中継が普通にできないんだろう。別にそんな陳腐な盛り上げ方をしなくたって無理やりドラマティックな演出をしなくたってサッカーは特に女子サッカーはドラマティックで本当に何が起こるかわからないスポーツなのに。 なんであの…

決断。

「新しい環境で挑戦してみたくなった」 久しぶりに雑誌の対談記事で見た彼女は 随分と晴れやかな顔で笑っていた。 確か去年の今頃は 代表のトップチームに選出されて アルガルベカップに出場する為ポルトガルにいた彼女。 日本サッカー協会が主催する JFAア…

矛盾。

例えばもし あなたの娘が日本代表選手に選ばれて テレビに出たりした時に 「実はその競技では生活できないのでOLをしているんです」 とか「お酒の量販店でレジを打っているんです」 とか言う話を笑いながらするのを見て どんな気持ちになりますか? しかも試…

実績。

僕には未だに鮮明に思い出せるあの光景。 きっとテレビサイズ的には 試合前の場つなぎと会場の様子的に流れた ほんの数秒程度のスタジアムのパンショットだったのだろう。 でも あの中継のカメラでさえ流し撮りの途中でアップで抜いた様に あの場面を見たう…

切望。

最近とてもハマっている事があります。 某テレビ朝◯系列でのサッカー日本代表戦の中継。 いやいや僕はもともとサッカー少年だったし 男子女子関係なく 放送がある場合は余程のことがない限り てか余程のことがあったとしても見るのですが ハマっているのは …

隊長。

今日は伝説の男の話をしよう。 それはまだW杯出場が日本サッカー界の悲願だった頃の話。 日本のサッカーシーンに彗星のように現れた彼は あと一歩、本当にあと一歩のところまで僕らを導いてくれた。 それと同時に まだ二部リーグだった所属クラブをトップリ…

現実。

今回も順当に決勝進出を決めた割に 連覇を逃してしまった的に報じられている なでしこの彼女達。 皆さんは御存知でしょうか? 報道で試合のテレビ中継で言われている 若手主体で臨んでいたらしい 今ピッチで戦っている彼女達の実情を。 例えば仙台から選出さ…

先駆。

少し前に報告させて頂きました様に 今年のなでしこリーグレギュラーシーズンは 我らが出湯の里の情熱のチームが優勝出来たのですが もちろん出湯の里のチームの頑張りが実ったのもさることながら 神戸の常勝軍団から多くのトップ選手が海外に移籍したのも 一…

引退。

こんな事が気になってしまうのは僕だけかも知れないが その言葉を聞いたり読んだりする度に ずっと思っている事があります。 これは 選手本人が使っているのではなくて その事を伝えるマスコミが 特に海外の選手の発言を勝手に意訳しちまったりする 日本のマ…

情熱。

【夢をみることがなければ、そこからスタートしなければ何も始まらない・・・】今から10年ちょっと前。岡山県の県北の田舎町にて産声を上げた官民一帯事業とは言いながら決して県内でも認知度は高くなかった出湯の里の小さな小さなサッカークラブに当時の監…

終宴。

開幕からもう一ヶ月も経ってしまったのか。 僕的には大ショックな事件から始まったW杯。 それでも 子どもの頃に感じたドキドキ感ワクワク感をそのままに サッカーというスポーツの ステキさ面白さがふんだんに詰め込まれた 実に見応えのある大会だった。 中…

順位。

僕は今までにも何度か書いてきたのですが 大きな国際大会で 世界中の注目を集める国際大会での 4位と言う順位の価値とその順位になった選手達が 味わう事になる辛さは本当に必要なんだろうか? 例えばオリンピックのような金銀銅のメダルがかかっている なら…

縁起。

思えば四年前の南アフリカ大会の時は もっとワールドカップについて色々書いてた気がする。 試合自体は グループリーグの初戦から各国とも とても面白い見応えのあるゲームが多く 仕事から帰宅したらほぼ ずっと録画してたその日の朝の試合を見てる状態 なの…

監督。

僕が思うに あのイタリアからやってきた監督は 今迄の外国人監督の中で 一番客観的に日本サッカーを見てくれている気がする。 それまでの外国人監督は どっちかと言うと世界レベルのサッカーを教えてやる 的なニュアンスが強かったと僕は思う。 確かにドーハ…

宿命。

前回のサッカーの話で UK主要4ヶ国のそれぞれの代表として戦える 選手達が羨ましく思うと書いたのには理由があります。 それは前回の南アフリカ大会の決勝の日。 スペインの街角のいたるところで仲良くなびいていた 二つの国旗をいろんなメディアの映像で…

特権。

近代サッカーの母国イギリスには 幾つかの特例 いや僕的に言わせて貰えは特権が認められている。 まずはそのサッカー協会の名前。 Football association FAもしくは定冠詞つきのthe FAと略語表記される 世界で一番最初にできたサッカー連盟には 国名も地域名…

瞬間。

サッカーの中継やニュースにおいてよく勘違いしたTVのアナウンサーやキャスターがテクニックのあるアタッカーの事をファンタジスタと呼んだりするコトがありますがその呼称は優れたゴールハンターやテクニシャンに対する総称ではないと僕は思っている。フ…

掲杯。

「ゴール前で存在感のあるキーパーになりたい」 かつて所属クラブの会報誌にて彼女が語った言葉。 各年代別の代表に選ばれ フル代表であるなでしこにも若くから選出され それでも 初の正キーパーとして臨んだ北京五輪は無冠に終わり 世界一になったドイツW杯…

蓄積。

壮行試合での代表デビューに続き 代表初スタメンと 順調に代表選手としてのキャリアを重ねつつある君。 ボランチと言う チームの舵取りを担うポジションは そんなに簡単にフィットできる場所ではないと知りながらの 将来その場所を自分のものにする為の挑戦…