まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

終宴。

開幕からもう一ヶ月も経ってしまったのか。

僕的には大ショックな事件から始まったW杯。
それでも
子どもの頃に感じたドキドキ感ワクワク感をそのままに
サッカーというスポーツの
ステキさ面白さがふんだんに詰め込まれた
実に見応えのある大会だった。
中でも
伝統のシステムを捨ててまで勝ちに拘ったオランダと
伝統のフィジカルにスペクタクルを足してきたドイツ。
この2チームのもたらした衝撃と強さは圧巻で
だからこそ
その2チームを相手に自分達のスタイルを変えること無く
正面から向かい合って対等に渡りあった
アルゼンチンらしさも
僕的には多いに評価したい。

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偉大すぎる英雄と常に比較され
プレッシャーと対峙し続けたエースを守るように
粘り強く走って身体を張って稀有な才能のきらめきにかける。
4年前の
英雄が率いたチームの時から更に磨きをかけた
エースが気持ちよくプレイ出来る状態を保ち続けるサッカーを。
走らない
いや、走らなくていい彼の分まで
他の10人でカバーして走るサッカーを
最後の最後までやりきった。
最後までアルゼンチンであろうとしてくれた。

Don't Cry Argentina
前回王者スペインを初戦で圧倒したオランダを。
開催国ブラジルを
大差で粉砕してきたドイツを相手に
白熱した試合を
ドキドキワクワクが繰り返される120分を
戦い抜いてくれてありがとう。
そして叶うならばこれからもずっと
アルゼンチンらしくあって欲しい。
ワールドカップと言う大会が
世界最大規模の祭典である為にはそれも
欠かす事の出来ない大きな要因だと僕には思えるから。
最後に
今大会のアルゼンチンをある意味象徴していた
マスケラーノの全走破距離と闘志に最上級の敬意を表して。