曖景。
卒業アルバムに載せる写真を選ぶ際に
一番の悩みどころが画面の変化なのです。
僕が作っている小学校なんかは
子どもの数が圧倒的に少ないのもあって
そんなに悩まなくても
運動会のページなら運動会だけで必ず
六年生が全員載るようにかつプログラム全ての演技を入れても
ページが組めたりするのですが
さすがに中学校とかになると
三年生を全員入れようとするとどうしても
引きの遠景が多くなったりして画面が単調になってしまう。
逆に4〜5人づつ写っている写真をたくさん入れると
コマ割りが増えて見づらくなったり
どうしても重複して出演する子どもが増えてきたり
それを回避する為には
遠景とグループショットのバランスが難しくなり
レイアウトの難度が更に増し
しかも僕が撮影した莫大な量の写真が入ったインデックスを
三年団の先生方が
隅から隅までチェックしてセレクトしてくれているので
益々レイアウトが複雑になってくる。
そんな事態を回避して
写真の比率の違いで生まれるスペースを埋めてくれて
しかも単調な絵面に変化をもたせる為に
あらかじめイメージカットを写しています。
日差しが強かったとか
逆にに曇ってたとか
その時の空気感を感じさせてくれて尚且つ
顔出しじゃないのでコマ割りの微調整も出来る上に
堂々とココでも使える。
実に一石二鳥や三鳥になって
僕はそんな写真を撮るのも得意っつーか大好き。
ただやっぱ主役の子ども達の
中学生らしい表情があってこそなので
今年も
撮影枚数を聞いた教頭先生が
軽く引くくらいになったダンスと組体操の中から
僕的に厳選した数カットを
限定解除をさせて頂いてる皆さんには
見せてあげても良くってよ。
↑クリックしてみて下さいね。