まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

祝詩。

二十歳の頃。

僕が二十歳の頃。
テレビから流れてくるカウチポテトなライフスタイルを
超カッケ〜とか思いながら
実際には友達に「響子さんのいない一刻館」
と呼ばれたボロアパートに住んでいた頃。
卒業制作の課題を眺めながらただボンヤリと
「写真の業界で食っていくしか無いのかなぁ?」
って思うだけで
明確なビジョンなんてなかったっけ。

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午後2時という中途半端な時間に始まる成人式。
しかも式典も記念行事もなんとなく30分づつ押して
交流会が始まった時間は
本来なら全ての予定が終わってた筈の時間。
ロビーで集合写真を写す町の大きな中学校区の集団と違い
隣の建物の会議室に小走りで移動させられた上に
「他の学区を写して来るから並んで待ってて」
写真屋さんに確信犯的に放置されても
文句を言うどころか
他の交流会場へ行ったりもせず
ヒナ段にちゃんと友達を並べるところまでしてくれる君なら
二年後には君の第一目標でもある
先生って呼ばれる仕事にはつけてるんじゃないかな。
 
~夢と約束したよ四年後に会う事を
 その時ステキな私になってないとね~

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成人おめでとう。
ただ僕があの時聞いた君の大いなる野望は
「父ちゃんのような先生になる」
だったよな?
君の父ちゃんの仕事ぶりをよく知っている僕には
とてつもない高いハードルだとは思うけど
君らしい良い先生になれるといいね。
もし教育実習で平和な邑の小学校に来たら
去年の春
新任で赴任してきたK先生にしてあげたのと
同じお祝いをしてあげるね。
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