まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

広角。

なんと言っても

僕が大好きで一番よく使うレンズ域なのです。
読んで字のごとく
広い角度で画角が確保されると言う事なのねザックリ言うと。
コレは諸説あるので必ずしも正解ではありませんが
人間の視野率と等倍を標準レンズとした場合
標準レンズよりも広い画角が得られる焦点距離のレンズを
広角レンズと言う説明が無難ですね。
そして得られるのは広い画角だけでなく

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上f/4 下f/16で撮影

↑標準レンズよりも深めのピント深度と面白い構図な訳です。

 
面白い構図は趣味云々の違いもあるので一旦置いといて
広角レンズは焦点距離が短ければ短いほど
てか分かりやすく言うと
そのレンズの画角が広ければ広いほど
ピント深度が深めに取れます。
場所の全景や説明的なシーンを写す時とか
少し絞り値を大きくするだけで隅々までピントがきて見えるので
たいへん便利。
もちろん単焦点(ズームじゃないレンズ)の方が
この特性は大きいのですが
ズームレンズでも広角域側では発揮されるので
小さくて奥行きのあるものを写す場合
一番広角に写る側で寄ると
ピント深度が通常の接写に比べると深めに取れます。

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↑上 f/5.6 下 f/16 で撮影。

ただ
最初の回で説明したピント深度の深さは被写体との距離に比例する
特性も発揮されるので
どれくらいピント深度が得られるかは神のみぞ知る的な。

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まぁ最初は騙されたと思って
少し絞り値を大きくした広角レンズで
寄れるだけ寄ってごらんよ。
普通では見えない景色がソコにあるから。
あまり調子にのって寄り過ぎると
カメラのAFでは追い切れなくなるので
その時はマニュアルでピント合わせましょう。
&ピント深度はピントを合わせたところより手前にも
若干あるのでソレも上手く利用すればなおステキな写真が
現れるかも知れません。

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最後に
広角レンズは今日説明したステキな部分もあれば
実は注意した方がいいポイントもあるのですが
ソレは次の回にお話しようと思います。