権利。
小学校の卒アル用撮影も無事に終わり
今年もまた
ド田舎の町の子ども達は
屈託の無い笑顔を僕のカメラに向けてくれている。
ココで何度も登場する平和な邑の小学校だけでなく
穏やかな晴れの国の陽射しの中で
カメラに向かって笑顔を見せてくれている子ども達。
それは本当に幸せな事なんだけど
果たしてあの子達だけが特別な子達なんだろうか?
確かにあの子達は
写真代や印刷代が多少割高になっても
プロの写真屋さんに撮影を頼んでくれる保護者の方に
ド田舎の町に暮らす子どもとして純粋培養された
多少の意地悪な指示や暴言は気にしない
いやそんなことでさえ楽しみに変えられる子達なんだけど
そんな事情は別にして
本来はどこの国にどんな子ども達にだって
子どもらしく屈託なく笑う権利はあるはずなのに。
いつだってその権利はあるはずなのに。
それをさせない理不尽がこの世界に溢れている。
僕にはその理不尽に抗う力なんてないけど
全ての子ども達に笑顔を
なんて大それたことを言うつもりもないけど
せめて
今僕のカメラの前で
その時々の笑顔を見せてくれる子ども達だけでも
大切に記録していこう。
その子達が大人になった時に
懐かしくてどこかしらこっぱづかしい思いでとして残るように。
そうしたら大人になった彼ら彼女らも
自分の子ども達にも同じような笑顔を残そうって
思ってくれるかもしれないから。
そうそう
平和な邑の小学校の六年男子が今受けている理不尽も
彼らなりに重大な案件なのは
分かっちゃいるけどやめるつもりはないけどね。
先日の神戸の玉子王子(id:ochi_cochi)さまの記事によせて。