小説。

お友達の皆さんはご存知でしょうが
つい最近
奈良のお嬢(id:ka-ruto)の新作小説の連載が始まりましたね。

その小説の世界では

地球上にウザいくらい増え過ぎちまった人口を

ゲームを使って減らすそうな。

まだ文明があるうちに文明を使って人口を減らす。

文明が退化し地球が荒廃し
「砂漠と猫の惑星」になってしまうよりは

随分と建設的な発想ですね。

ただ

僕は前に一度読んだ事があるのだ。

人口を減らすある手段が行われている物語を。

お嬢の設定とは大きく異なる手段。

日本という国が世界から総スカンをくらい

日本という国が世界でもっともいらない国になり

日本で産まれた子どもは16才になると16才の儀式という
ふるいにかけられ

一年間生き延びた者だけが大人として認められるという

なんとも救いのない世界が舞台の物語を。

その「冬の教室」という物語は
大塚英志さんという少し変な人が書いた物語は

随分昔に刊行された後

そんなに売れたかどうかも怪しいので

ひょっとしたら

もう古本屋さんを探し回っても
なかなか出会える確率は少ない本なので
どうやらamazonなら手に入る

冬の教室 (徳間デュアル文庫)

らしいのだが、よほどマニアックな人
作者の名前を見てスグに
「多重人格探偵サイコ」と言う物語を連想できる人
以外は買わんで宜しい。
それでも
どうしても気になって
どうしても買いたい方は止めたりはしませんが
まだまだ中学生らしいお嬢は
高校受験と言う
15歳の儀式が終わってからにしようね。