まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

弁当。

僕が高校生の頃の話。
ウチの母は毎日僕にお弁当を作って持たせてくれていた。
真面目にサッカー少年として
朝練にも出ていた1年生の時も
その後
「真夏に本気でサッカーをするのは大馬鹿者」理論の元
サッカーを辞めて遊び人デビューしてしまった後も
卒業するまで毎日学校へ行く日は
お弁当を作ってそれから仕事へ出かけていた。
中学までは給食だった僕は
その有難さも大して感じる訳ででもなく
どっちかと言えば毎日学校の食堂でAランチを食っていた
某お医者さんの御曹司の事を羨ましくさえ思っていて
その後、大阪で一人暮らしを始めて
その後、コマーシャルの世界で一番下っ端の
雑巾と呼ばれるアシスタントの扱いを受けてやっと
母が作ってくれたお弁当の有難さを思い知る事になった。
そんなこんなもあって
母の日のプレゼントだけは毎年欠かさないようにしていて
だからこそ
毎日毎日とっても美味しそうなお弁当を作っているお母さんと
そのお弁当を素直に美味しいと表現できるお嬢を
「なんだか良い親子だなぁ」と
羨ましく微笑ましく思っていたりして
かといって僕にできる事と言えば
共感のコメント入れたり偶にネタにしてあげたりくらいしか
無いのだけれど。

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まぁアレだ。
お嬢がこのまま元気に旅人じゃなかった成人になって
お母さんのような立派な芸人じゃなかった大人になって
「では二十歳ということで」的なブログでも書いてたりしたら
でもってその頃、何処でもドア的なモノが開発されていたりしたら
晴れの国暦を凌ぐぐらいの勢いの写真集とか
作ってあげない事も無いよ。
それまでしっかりネタ繰ってじゃなかった
僕がどうしても写しに行きたくなるようなレディに
なっていてくれたまえ。

エージェントY事
11月なヤンキーさんの美味しいお弁当記事の無事掲載を祝して

なんちゃって流写真術宗家 倉敷のT君より。

 

追伸。

父の日のプレゼントを偶に故意に忘れるのは
髪の毛の遺伝子の事を呪っている訳ではありません。