気援。
すっかり箱根駅伝の魅力にはまっていらっしゃる
まめ(id:mame90)さんのブログにて
箱根路を走るランナー達への
とてもステキなエールの記事が載っていた。
「ずっと見ているからね」
そう、見守られていると言う安心感。
そして見守ってくれている方への感謝の気持ち。
これは興行スポーツでは無い競技に挑むアスリートにとって
とても大切な力になり得るのだ。
今でこそ
全国区的な人気を手に入れた出湯の里のあの子達が
岡山県北の小さな小さな田舎町の
小さな小さなクラブチームの選手だった頃
何をするにも何処へ行くにも
自分達だけで頑張るしか無かった頃。
アウェイゲームで関東に行く時は
スタンドから声援を送ってくれるのは
関東圏在住の家族とか
最初からあの子達の魅力をご存知だった
本当にコアな数人の応援団だけで
もちろんテレビ中継やネット中継なんて無く
アウェイゲームの孤独感を見せつけられる形だったけど
例えば前の日職場を出る前に
例えば練習場で
例えば試合前のメールから
励ましの言葉が届く事にどれだけ背中を押してもらえたか。
「膝が悪いしスタジアムへはよう行けんから」
他のレジが空いていても
必ず千尋のレジで並んでくれたお婆さんの話を
美作のお父さんから聞いた。
繁忙期でさえ土日には出勤しなくてもいいように
シフトを組んてくれた女将さん達の話も。
色んな方に支えられ見守ってもらっている。
濃紺のジャージと共にあの子達が羽織る感謝の気持ち。
最後までガムシャラに走りきれる理由。
だから皆さんも
テレビでとかネットでとか関係なしに
応援しているアスリートをしっかり見守ってあげてください。
多分
日本人が日本人として世界と戦う時に
一番の武器になってくれると僕は思います。