まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

用語。

ここ数日来。

なんちゃって流写真術というなんとも胡散くさい名前の
写真撮影流派においては宗家である僕の直弟子1号
という形になっている秋田の親方(id:monosuya86)さんが
写真用語のダンジョンにハマりかかっていて
早く背中を押して
ダンジョン内の迷路の奥深くまで引き込みたかったのですが
さすがに忙しくてソコまで罠を張る余裕がなく
最上級のドSとしては
なんとも歯がゆいばかりでした。

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さて
そんなこんなで今日から数回に分けてお話するのは
「被写界深度」という言葉ですがね
小難しく言うとそうなんだけどウチのパソコンだと
躾が行き届いてないせいか
それとも良すぎるせいか分かりませんが
何度打っても非社会震度と変換したくなるようなので
分かりやすくピント深度と表記します。
ね?
コッチの方が分かりやすくね?
要はピントが合う
って言うかピントが合ってるように見える範囲の事なんだからさ。
 
一般的にはこのピントが合う範囲は
絞り値(F値)が大きくなれば深くなって
小さければ浅くなる
という事ですが
これはもう本当にただの一般論で
使うカメラのスペックやレンズの焦点距離
それからカメラと被写体との距離によって大きく異なり
一番覚えておかないといけないのは
これらすべての要素によって
ピント深度自体が大きく左右されるので
いくら絞り値を大きくしても
撮影環境によっては
あまりピント深度自体が得られない場合があるということです。
カメラと被写体が近い位置関係になる接写の場合
しかもレンズがマクロ域の場合
ピント深度は限りなく0に近づくため
いくら絞り値を大きくしても限りなくゼロはゼロッすね。
写真の話ではなくコレは算数の話になりますが。
 
ただ
僕くらい長い事この仕事をやってるとね抜け道っつーか抜け穴っつーか
理屈や理論をうっちゃれるなんちゃってな技が
いつの間にか身についちゃったりするんでね。
何回かに分けて
説明してあげてもよくってよ。