暑間。
またまた久方ぶりの更新になってしまいました。
皆さんお変わりありませんか?
毎日のように暑い日が続き
これまた毎日のように富山の兄(id:mzo)さんの「暑い」系ツィート
を見るたびに少し前まであんだけ寒かった兄さんのこと
さぞや嬉しくてたまらないんだな。
と微笑ましく感じながらツィートを眺めております。
そんな感じで息抜きをしつつ
毎日のように
前回の記事でふれた水害にあった写真の洗浄サービスで
臭いと泥水に侵された写真と戦っております。
ウチの会社の駐車場に大きなテントを二面張っての作業なので
しかも洗浄に大量に水を使いながらなので
暑さ的には実際に真備や矢掛で作業される皆さまに比べれば
格段に安全かつ快適な作業環境なのですが
実際の決壊氾濫からもうすぐ一週間。
写真や台紙やアルバムを侵食した泥水と繁殖したバクテリアによって
けっこうな臭いです。
まぁそれは全然大丈夫なんですが
問題はその水による印画面の侵食および腐食で
100%の復旧はなかなか困難な状態になりつつあります。
もし万が一水を大量にかぶってしまった写真は一刻も早く乾燥を。
それと改めて思い知らされる最初の保存状態の大切さ。
昨日の時点で約20000枚ほど洗浄をして思いました。
ポケットアルバム的な感じでも全然OKなので写真が重ならない状態。
特に印画面が重ならない状態での保存が大事ですね。
そして大切な写真ほどお店プリントすることをお勧めします。
お家でプリントされる場合は顔料系インクか耐水性ペーパーを。
実際に今もインクジェットプリントのものはほぼ劣化状態なうえに
画面が剥離してしまうので
耐水性でないものは洗浄さえしてさしあげられません。
思い出や記録まで泥水に流されてしまわない為に。
以上ここ数日間で感じたことでした。