六半。
今日は父の日だったそうですね。
本当に本当にすっかり忘れていて
今日の撮影中にそんな話になって思い出しました。
やばい
今年も父の日のプレゼントすっかりスルーしちまった。
母の日はちゃんとプレゼント贈ったのに。
っていうか僕は
前髪の踏ん張りかげんの効かなさ具合とか
遺伝的、体質的に父ちゃんを恨んでいる事があるので
数年に一回
故意に父の日のプレゼント贈るのを忘れる事にしている
のですが
今回ばかりはマジですっかり忘れていた。
来週には会う事になっているのに。
まぁいいか今年がその周期な年だったことにしよう。
さて六月も後半戦になってきたという事で
ポピーはとりあえず今日でお終いです。
んでもって明日からはまた別の花に変わりますよ。
引算。
昨日の続きなんですがね。
僕が思うに
デジタル画像の加工って引き算なのね。
これは要らないところを削っていくという意味ではなくて
例えば写真画像の場合
色の三原色であるRGBそれぞれに8ビットづつ
CCDが読み込んだデータのうち
画像ファイルに変換する時点で3分の2の16ビットに削られるのです。
カメラに搭載された画像エンジンによって勝手に。
しかもパソコン等で表示される画像は8ビットが標準なので
JPGファイルになった時点では
最初にCCDが読み込んだデータ量の3分の1しか
情報を持たないモノ
になってしまっているのです。
せっかく24ビットの1600万画素で撮影したデータが
カメラ内で我々のあずかり知らぬところで差っ引かれてしまうのは
凄く勿体ない上に
どうせ差っ引くなら撮影者がその部分を指定できるようにしなさい
的な文句が山のように出たからかどうかは知りませんが
最近の一眼レフ系のカメラには
カメラRAWファイル形式
と言うファイル形式が搭載されていて
コレを自分で補正するソフトも
カメラ買った時についてくるDVDにパンドルされていて
カメラが取り込んだ元画像を
自分で好きな感じに仕上げることが出来ます。
この作業を総じてRAW現像と言うのですが
結局はこれも減算には変わりないですが
カメラが勝手に作ったJPG画像を補正加工するよりは
元画像を補正加工する方がデータの減算のされ方がマシ
的な。
それでも
いくら親データであるRAWファイルを使うからと言っても
補正をかけ過ぎると
画像が荒れたり飛んだりするのは変わらないので
出来るだけ適正な露出で撮影する
というのは写真の基本中の基本なので一緒
ですよ。
添加。
ココで公開している写真の殆どは
僕がプライベートで使っているミラーレス一眼レスカメラ
さすがNIKONの破壊力描写力を持っている白い王子
ことNIKON1V1もしくはV2で撮っています。
んでもって
そのさすがNIKONの破壊力描写力を最大に発揮する為に
RAWファイルで撮影してPhotoshopで現像
という一手間を加えています。
このカメラRAWファイルというものはとても便利な存在で
撮影したデータを自分のほぼ思い通りの色や濃度に仕上げられる
ある意味撮影した写真を作り直しちゃうこと
だって可能なのですが
僕はそこまではしていなくて
って言うかやはり撮影時にある程度クォリティを考えるのも
よりキレイな写真を撮る大切なファクター
だと思っているので
RAWファイルを現像するのは
より撮影時に僕が感じた景色の感覚に近づける為
くらいなテーストでやってます。
露出、色温度、ピントの位置、被写界深度は撮影時に設定して
そのデータに更にエアリー感を足す作業
がRAWファイルの現像って感じでしょうかね。
因みによく使っているのは
白レベルを最大まで下げて白飛びを極限まで消すのと
黒レベルを最大まで上げて暗部を出来る限り出してから
明瞭度を下げてよりソフトな風合いに仕上げています。
全てはさすがNIKONの破壊力描写力
があってこそ出来る表現方法ですけどね。