夏理。
僕が子どもの頃の話。
まだまだ今のように捻くれ捲りな訳ではなく
スポーツ少年団の夏休みの早朝練習に
真面目に毎日通っていた頃の話。
練習中は水を飲むことさえ禁じられても
今のように水分補給がどうの
熱中症がどうのとか話題にさえのらなかった頃。
スポーツ少年団のコーチが口癖のように言っていた
夏だから暑いのは当たり前。
当時はそんなにクーラーも普及してなかったし
練習が終わって家に帰っても
扇風機しか暑さをいなす手段もなかったし
っていうか早朝練習が終わったら終わったで
小学校のプールに入って午後からは
蝉取りだザリガニ釣りだと
一日中外を走り回れていたんだから我ながらタフな話だ。
当時の僕を知る人には
まさか休みの日はずっとAmazonでプライムビデオ見ながら
一歩も外へ出ようとしない引きこもりと化している
なんて想像出来なかったろうな。