一歩。

いい試合だった。
本当にいい試合だった。
ヨーロッパ王者のスペインの白い巨人を
あのレアルマドリードを
Jリーグの鹿島アントラーズが
あと一歩のところまで追い詰めた。

後半の途中までは
「ひょっとしたらひょっとするのでは？」
な感じで僕もワクワクしながらテレビを見ていた。
しかし
それにしても
後半にリードを許してからのレアルはマジで凄かった。
そして
延長に入ってからのエースの連続ゴール。

思い返せば
少し前の浦和とACミランとの準決勝もそうだった。
あと少しのところまで
あと一歩のところまで
この「あと一歩」が日本と世界の差なのだろう。
ただ20年前とかなら
世界との差はあと一歩なんてものじゃなかったのだから
日本のサッカーは確実に進歩している。
クラブチームとしての日本のレベルは確実に進化している。

鹿島アントラーズの選手ならびに関係者の皆さん
そしてサポーターの皆さん
準優勝おめでとうございます。
今回の経験がジーコイズムにさらなる飛躍をもたらすことを
心からお祈りいたします。
願わくば
毎年3月11日に書いている満男君宛の手紙が
来年も記事に出来ますように。