狭門。
今年リオで開催される五輪に
我が岡山県がホームのJ2ファジアーノ岡山から
チームで今年から10番を背負っている
矢島君が代表選出されたという話に触れましたが
僕は前から
五輪の代表チームについて疑問に思っていることがある。
五輪とはアマチュアスポーツの祭典なのにプロ選手が出ていいのか?
的な話ではありません。
僕的にはそれについてはいいじゃんって思っているので。
いいじゃん試合が面白ければ。
僕の思っている疑問はソコではない。
18人という選手登録の少なさだ。
サッカーって11人でやるスポーツなのに控え選手が7人ってどうなんだろう?
そのうえオーバーエイジの選手が3人入るとすれば
23歳以下の対象年齢の選手は15人しか選ばれない
ということになる。
これってとてもとても狭き門じゃないか?
サッカーにはワールドカップという五輪と同じく4年に一回の
世界規模の大きな大きな大会がある
こちらには年齢制限とかないので
頑張っていれば出場できるチャンスは何回かある。
一生に一度しかないかもしれないとても狭き門な大会なのに
サッカーに限って言えば
世界的には少しグレードが劣るとさえ言われる五輪出場の魅力が
ますます下がってしまわないかと少し心配なのだ。
実際にユーロと同時開催となるヨーロッパでは
オーバーエイジの招集に選手もクラブチームも消極的だ。
この流れが加速すれば
日本人選手もオーバーエイジに否定的になってしまうかもしれない。
だから例えどんな結果に終わろうとも
せめて選手達が気持ち良く帰ってこられる環境作りをしなければ
23歳以下の選手達にもオーバーエイジの選手達にも
出なきゃ良かった的な感想を持たせてしまっては
次の世代へ続いていかない気がするのだ。
それと
これは前にも書いたけど
東京大会のオーバーエイジには是非とも中山隊長を。
参加した選手全員が
気持ち良くプレーして気持ち良く大会を終われるハズだから。
よく考えてみて下さい。
これ以上ないくらいにおもてなしの精神満載なアイデア
だと思うんだけどなぁ。