温想。
見ているだけで寒さが伝わってくる
冷たい風が吹きつけていたスタジアムで
試合開始のセレモニーに
元気な笑顔で花を添えてくれていた子ども達へ。
代表選手と手を繋いで入場した貴重な体験と一緒に
代表選手と手を繋いで入場した貴重な体験と一緒に
どうかずっと覚えていて欲しい事がある。
君たちにぴったりと寄り添うように入場してくれた選手達の
繋いだ手の温もりを。
少しでも冷たい風から庇えるように入場してくれた選手達の
繋いだ手の温もりを。
国家斉唱が始まる直前まで声をかけ続けてくれた選手達の
触れていた手の温もりを。
少しでも寒さが紛れるように君たちの背中を摩り続けてくれていた
その手から伝わる温もりを。
自分のジャージを脱いでそっと包んでくれたキャプテンの
直接伝わった優しい温もりを。
そして
あの理不尽な試合展開の中
最後まで闘い続けた選手達とゴール裏のサポーターの
熱い想いを。
いつか君たちが大人になった時
どんな場面であっても
自然に寄り添える大人になってくれると思うから。
自然に寄り添える大人になってくれると思うから。
どんな場面であっても
自然に声がかけられる大人になってくれると思うから。
自然に声がかけられる大人になってくれると思うから。
例えセレモニーだとしても
子ども用のウィンドブレーカーくらい用意してあげられる
大人になってくれると思うから。
大人になってくれると思うから。
そして何があっても最後まで諦めない
大人になってくれると思うから。
大人になってくれると思うから。
それが
「みんなで世界のなでしこになる」
ってことなんだと思うよ。
きっと。