まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

十三。

実に関西ローカルな話で申し訳ないが

数字の十三ではなく大阪の地名の方の十三。
じゅうそう。
我が青春の思い出の地。
大阪の写真の専門学校に通う為に生まれて始めて一人暮らしをした
淀川沿いの
遊びに来た友達に「響子さんと惣一郎のいない一刻館」と呼ばれた
風呂なしトイレ共同で
使用可能アンペア数を越えると自動的に電気が使えなくなる
実にエコな機能まで付いていた
超おんぼろアパートのあった場所だ。

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建てつけが悪い云々より
明らかに老朽化で窓からの隙間風が入るのに
電気ストーブをつければブレーカーが落ち
石油ストーブは使用禁止てか怖くて使えない冬。
もちろんエアコンなんざなく
窓を開ければ淀川から悪臭が入り
それを扇風機で撹拌させる夏。
今の僕なら気が狂いそうになる悪条件化で
それなりに楽しく暮らせていた学生時代の思い出の地。
ダイアリー版では有名だった
僕が作った草サッカーチームMESSA ACANDE発祥の地。

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そんな
またしても臭い匂いに包まれた日々を
先日の神戸の玉子王子(id:ochi_cochi)の記事で懐かしく感じた。
前に書いたかもしれないけど
僕がそこにいたのは震災よりも前の話なので
そのオンボロアパートはもうとっくに取り壊されて
小洒落たマンションに変わっていて
当時の面影は全くないけれど
夏になると漂ってくる淀川の匂いは少しはマシになったのだろうか?
因みに
確かに悪条件ではあったけど
その後に半年くらい暮らした西成の某地区の方が
サバイバルさでは勝っていた気がする。
ソコももう当分行ってないので今はどうだか分からないけど。