まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

世界。

約一ヶ月半の長きに渡り繰り広げられた

ココで言う「もう一つのフットボール」の世界の祭典。
世界一を決める決勝戦のスタジアムは
僕が知るフットボールの祭典とは一味もふた味も違った
本当に世界一の栄誉をかけて戦う場に相応しい
こんな事を書くと
ダイアリー版で何年もかけて弄り倒したあのおっさんの言う
紳士さと厳格さを認めるようで本当はイヤなんだけど
お祭りムード満載でお祭り騒ぎ感が強いサッカーのW杯とは違う
まさに式典に近い雰囲気を感じられた。

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試合自体は
サッカーだって負けてないと思っている。
見る人を熱狂させ夢中にさせる熱さと
ソコで起こるスペクタクルは一緒だと思っている。
ボールの形やルールに違いはあれど
どちらとも世界中で愛され親しまれている由緒正しきフットボール
ただ
キックオフを迎えるまでの時間が
そしてキックオフを迎える瞬間が
国を代表して戦う栄誉の元に集った選手たちと
それを迎える会場の雰囲気が
サッカーのW杯と今回見たラグビーのW杯とは
少しいやかなり違って見えたのだ。

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果たして4年後
そんな誉れ高き戦士たちを迎えるホスト国として
日本はあれほどの格式を出せるだろうか?
2002年のあの時のように
浮かれて茶化して終わりなんて事にはならないだろうか?
それでは
胸を張り声高らかに国家を歌う戦士たちに対して
あまりにも非礼な気がした今日の深夜。
ただ僕らサッカーファンなら彼らの誇りを理解できるはずだ。
いや理解し敬意を表すべき理由もある。
まだ日本にサッカーが普及する前
地球の反対側からやってきて初歩の初歩から教えてくれて
サッカーの楽しさを教えてくれた恩人の国の
代表選手たちはセレソン(選ばれし勇者)と呼ばれている事を
知っているのだから。

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あと四年。
何ができるか?なんてわからないけど
とりあえず試合前の国歌斉唱は
胸を張って大きな声で歌ってほしいな。
この国を代表する栄誉を背負って世界と戦うのなら。

最後に
今回素晴らしい試合を何度も見せてくれた
各国の誇り高き戦士たちに最大の敬意を表するともに
ただあのおっさんを弄る手段でしかなかったスポーツを
眠いの我慢して見るまでにステキさを教えてくれた
九州の優しいお姉さん(id:nadeshiko1110)に感謝を添えて。

 

2015年11月1日
2015ラグビーW杯観戦記のまとめにかえて。