まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

表像。

先日の画像解像度講座にて

コンデジと一眼レフの画像の精度の話を書いた際
当なんちゃって流写真術師範代の
某食いしん坊将軍(id:Strawberry-parfait)さまより
カメラメーカーのネットサンプルと
家電量販店の写真サンプルの違いについて
コメントを頂きました。
そのお返事でも書かせて頂きましたが
双方には格段の差があります。
真剣に見比べれば見比べるだけ出てしまう差の原因は
インターネットブラウザの表示解像度にあります。

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最初に書いた画像解像度概論で説明しましたが
デジタル画像の画像自体の精度を示す
dpiと言う値に応じて
画像の大きさが変わってくるのですが
インターネットの画像は基本的に72dpiで固定されているのです。
特に最近のSNS等の普及を爆発的に広げた
簡単にアップロードできて簡単に画像を公開できる仕掛け
によってネット上にはてか各社各種のサーバー上には
数かぎりない画像データが溢れています。
それらをいちいち元のデータ量で保存していては
世界中のありとあらゆるサーバーが
あっと言う間にパンクしてしまうので
アップロード時に予め72dpiに解像度を落とす仕組みになってたり
パソコンのブラウザの方も
予め重そうなデータはスルーしたりする様になってたり
するんですな。

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そんな訳なので
パソコンのスペックやモニターのスペックに関わらず
インターネット上の画像は基本的に解像度が低めなので
本当にカメラの能力を確かめる為には
店頭で写真出力してあるサンプルを見たり
実機を触ってみたりするのが確実です。
逆に言えば
インターネット上だけで
特にSNSやブログ等で完結する場合には
ある程度のスペックを持っていさえすれば
それ以上の能力は必要ないとも言えます。
なので等なんちゃって流では
カメラの種類やスペック等は一切関係ありません
と言う基本理念が成立する訳なんですな。