其路。
~もう一つのフットボール観戦記~
この前紹介したようなブログ↓
を書いておきながらアレですが
僕は決してラグビーが嫌いな訳ではなくて
ただあの頃はどうしても
ラグビー絡みの記事を書くときには「心は17歳だ」と言い張る
僕より年上のおっさんを弄らなくてはいけない
的な義務感があって
的な義務感があって
どうしてもあんな書き方になってしまったのだが
あれから四年。
久しぶりにガチで見るジャパンのラグビーは
とてつもなく進化していた。
それは
今回はとてもフラットな気持ちでジャパンの試合を見れているから
だけではなくて
九州の優しいお姉(id:nadeshiko1110)さんが書いていた
この四年間で積み上げきた物凄い練習量
が彼らのプレーからダイレクトに伝わってきたからだ。
だって僕は知っているから。
日本人が日本人として世界と闘う為には
猛練習なんて言うもんじゃない量の練習と努力が必要
だと言う事を。
体格的にも運動能力的にも
そしてその競技に対する母国の浸透力的にも
遥かに勝る相手に追いつき追い越す為には
気が遠くなるくらいの熱量を持って挑まなければ
「誰もついて来なくなるかもしれない」
そんな危惧さえ出てくるくらいの事をしなければ
不可能は可能にならない。
僕はラグビーには詳しくないけれど
九州の優しいお姉さんやあのおじさんを前にして
ラグビーのプレー云々を語るなんて逆立ちしたって出来ないけど
ルールやボールの形が多少違っても
彼らがサモア戦で魅せてくれた80分からは
ドイツで頑張り屋さんのあの子達が魅せてくれたのと同じ波動
が感じられた。
一人では止められない相手でも仲間と一緒なら止められる。
一人では追いつけない相手でも仲間のカバーがあれば追いつける。
一人では弾き飛ばされてしまっても仲間と一緒なら押し込める。
正にあの時あの子達がしたのと同じ。
僕がいつもココで書いていること。
もう20年近くあの子達の背中を見続けてきて教えられたこと。
一生懸命に走る事
絶対に諦めない事
そして
仲間の為にすべきプレーを常に考える事。
この3つを忘れなければサッカーの神様は決して見捨てたりしない。
今大会の結果がどうであれ
このままの姿勢を彼らが貫き更に裾野へと広げてくれたなら
2019年の東京大会では
満開のサクラが世界に向かって咲き誇ってくれるだろう。
僕はそれも
頑張り屋さんのあの子達に
教えてもらって知っているからね。
教えてもらって知っているからね。