描力。
一瞬
とてつも無い能力を秘めた猫の話?
みたいなタイトルですが
そんな得体の知れないナニカの話ではありません。
よ〜く見て下さい。手へんですよ。
さて前回の画像解像度概論にて
解像度は画像の大きさと表示される精度の単位なので
画像解像度が変わっても写真のクオリティは変わりません
的な話をしましたね。
ではコンデジと一眼の違いは何か?
ざっくり言ってしまうとそもそものカメラの構造の違い。
なんですが
写真の描写力を一番左右するのは
カメラに内蔵されているCCDの違いなんですな。
全ての基本となる部分。
詳しく解説するとキリがないので端折りますが
要は昔のフイルムカメラで言う
レンズから入ってきた映像を焼き付けるフイルムの部分で
写真の一番の一番のキモのところ。
このCCDの性能と大きさが全く違うのよ。
レンズから取り込める情報量が違うんだから
同じ画像解像度だとしたら
ソコに書き込まれる情報量も格段の差になるわけ。
例えば方眼紙を想像してみて下さい。
1mm四方のマスが5列縦横に並んでいるとしてね。
その25個のマスをグレーに塗りつぶす時
全部ベタ塗りしてしまうしかないのと
25個のマスを一つづつ濃淡を変えて塗る事が出来るのと
の差なの。
更にはその1mm四方の小さいマスの中に細かい点描まで出来る
のが僕が仕事で使っているフルサイズ一眼なんだけど。
因みに一昨日くらいの記事から載せてる写真は
そのフルサイズ一眼で撮ってる写真なので
その前までの写真とよ〜く見比べてもらったら
フルサイズ一眼とミラーレス一眼
仕組みは同じ一眼レフカメラでもCCDの規格が違えば
これだけ差が出てくるっていうのが
分かるかな〜
72dpiしかないネットの表示解像度では
分かんないかもな〜
って思ったりもします。