苦景。
子どもの頃に見た印象とは
同じ映像を見たとしても
大人になってから見るのとは違って
随分と何倍も強烈に脳裏に焼きついてたりするもので
例えそれがテレビで見た
明らかに作られた映像だとしても
いや
大人になって見ると
明らかに作られた映像と分かるからこそ
印象の度合いが凝縮されてしまう
のかもしれない。
かの名探偵、金田一耕助さんが
旧家の遺産騒動によって引き起こされた
殺人事件に挑む傑作「犬神家の一族」
のドラマにて
事件の鍵を握るスケキヨが殺されたシーンは
その後様々なバラエティーや漫画等で
パロティとして扱われる程
異様さにおいても
またあり得なさにおいても抜群な様だと
今でこそ笑い話にもなるのだが
実際にそれを見た子ども時代の僕には
本当に鮮烈な光景で
あんな死に方だけは絶対にしたくない
と暫くは池に近づくのも嫌だった記憶がある。
そんな犬神家の一族の祟りに侵されたのか
はたまた
ただ単に疲れていただけなのかは分からないが
ザックリ引きちぎられた様相のキュウリが
見事に缶詰に突き立てられた
秋田の良くできたお嬢(id:nomaki8119)のある日の豪華ディナーの写真
を見て
を見て
慣れない勤務体制に疲れてるんならまだ良いけど
とてつもないナニカに取り憑かれてなければいいのに
と
おっちゃんは少しだけ心配性なのだ。
だって
憑かれてるならばそれはそれで面白い的な
親方に育てられた子だからさ。