彩散。
子どもの頃に近所の駄菓子屋さんで
スーパーボールをクジで当てるのが流行って
今思えば何故あんなモノに?
的な感じでお小遣いの大半をつぎ込み
大小様々なゴムの固まりを集めては喜んでいた。
んでもって煎餅か何かの空箱に入れて
同級生と勝負したりするんだな。
誰のどのスーパーボールが一番高く弾むか?的な。
なんとも健全な遊びではありませんか。
種松山に紫陽花を撮りに行って
当なんちゃって流写真術奥義である
リバースマウントアダプ手を使って覗きこんだ
ガクアジサイの世界は
そんな子どもの頃に夢中で集めたスーパーボールの箱を
少し大人になってから開けてみた時の感覚
に似ていて少し変な感じがして
なんだか懐かしいような気がしたんだけど
その後で冷静に考えれば
あんなバカみたいにスーパーボール集めてなければ
その後に流行ったチョロQを
もっと買えたんじゃないか?とか思ってみたり。
衝動買いして嬉しくして
熱が冷めれば後悔するくせにとりあえず買ってしまう。
人間とは如何に成長したがらない生き物か
というお話でした。