まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

再戦。

ダイアリー版からのお友達は覚えておいでだろうか?

今から三年前の夏の日。
「若くて強くて可愛らしい」とマスコミに持ち上げられながら
ヤングなでしこが日本にて世界一を目指したあの大会。
日本開催の理由づけをするかのように
仙台から始まったあの大会で
FIFAの思惑を襟を正させるように
来日したメンバー全員で被災地を訪れ
被災地の子ども達と交流会を開いてくれた唯一の国。

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予選ラウンド最終戦。
もう予選敗退が決まっている状況でも
最後まで諦めない試合運びを見せてくれて
試合終了後も
来日メンバー全員でスタジアムを笑顔で一周し
女子サッカーのステキさ潔さを伝えてくれた彼女達に
僕はその日のブログでこう書いたのだ。
今回はこんな状況での対戦になってしまったけど
またいつか
次のカナダもしくはその次のリオで
カテゴリー制限の無いフル代表で
正々堂々雌雄を決しようと。

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これから始まるカナダW杯の初戦でその機会が訪れる。
あの熾烈を極める欧州予選を抜けてきた凄さ
成長は只者では無いだろう。
スピードと突破力はあってもどこか荒削りで
付け入る隙も判断ミスも多かったU-19代表とは全く違うチーム
と言うのも容易に想像はつく。
ただ残念ながら今回のなでしこメンバーには
あの日対戦した選手は入れていない。
だから

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今回の対戦でスイスの皆さんの知らない
本当のなでしこサッカーと
日本が世界に誇る絶対エースとレジスタがいるチームを
前回対戦したあの子達が追いかけ
受け継ごうとしているサッカーを知って頂いて
今回の結果はどうあれ
2020年の東京で
新たに生まれ変わった国立で
陽子や光や久美がいるべき場所にいるチームと
あの日の再戦をして欲しい。
僕は今そう思っている。