まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

歩出。

これは前にも何度か書いたと思うのですが

僕が初めて一人暮らしを始めたのは大阪の専門学校に入った時で
学校から斡旋のあった
家賃の安い風呂はなくトイレは共同
友達から「響子さんと惣一郎のいない一刻館」と揶揄された
それはそれはおんぼろなアパートだった。
壁は薄くてあからさまにモロそうで
マジでいつでも四ツ谷さんが出てきそうな勢いな上に
窓の立て付けも悪く実に風通しの良い仕様で
もちろんエアコンなんてある訳なく
石油ストーブは使用厳禁なのに
コタツと電気ストーブを同時に使うとブレーカーが落ちる
地球環境に優しく居住者に厳しいECOな部屋だった。

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オマケに立地条件も最高にファンタスティックで
十三(じゅうそう)と言う梅田にほど近い歓楽街な上に
アパートのすぐ前を阪急電車が走っていて
寂しがりやさんもしくは撮り鉄にはたまらない環境
だったかも知れないが
そのどちらでも無い僕には慣れるまで大変だった。
だが、そう
人間とは環境に適応し慣れる生き物なのだ。
置かれた状況に徐々に対応し順応して生きていけるのだ。
僕はおかげでその後
仕事の都合で数ヶ月間西成の某有名地区でも暮らしたけど
全く問題なく楽しく生活できるまでになれた。

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だから
この春から新生活を迎える二人のお嬢も
新しい環境に少しづつ慣れながら
楽しみ方を見つけていって欲しいな。
ひょっとしたら
最初はホームシックとかもあるかも知れないけど
見たところ二人とも
僕が体験したようなサバイバルさも
ファンタジックさも無いようだし(女の子だから当然か)
きっと大丈夫だよ。
んでもって
慣れた頃にヒサビに実家に帰ってみたら
今迄当たり前だった事が妙に新鮮に思えたり
ウザかったことが有難く感じたり
「親方ってこんな変な匂いしたっけ?」とか
とにかく新たな発見が出来て面白かったりするからさ。
そうやって人間って成長していくんじゃね?
多分
きっと…

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僕が応援しているお嬢(id:ampm__24)と
かなり贔屓しているはずのお嬢(id:nomaki8119)の新たな一歩めと
ついでに
富山の兄(id:mzo)さんの引越しを祝して。