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きっと47なのね。

気分はお兄ちゃんですが47歳らしいですよ。

逡巡。

某国のEです。
HERE THERE EVERYWHERE 
 

砂漠の中に設置された観測場所で
「一か月間対象物を観察するだけで高収入があなたのものに」
私がこの仕事に飛びつくきっかけとなった求人票に書かれていた
仕事内容は何処へ行ってしまったのでしょう?
一か月と言う期間は私の承諾無しに破棄され迎えは来ない。
しかもこの仮設観察小屋と呼ばれるシェルターは
砂漠の中を移動している。
当初は、いやつい最近までは
私が寝ている間だけ私に気づかれないように
こっそり移動していたようだが
数日前からは私が起きている間も移動するようになった。
もうすっかり開き直って私に移動している事実を
隠す気もなくなってしまったようだ。
それと同時に私のこのシェルターでの任務である
砂漠を流れていくチビ猫の観察を記す
入力画面も表示されなくなった。
もう私の存在なんてどうでもよくなってしまったようだ。
おかげで今の私は
このシェルターに常備されている
生物学者E何某博士が書いた「庭猫理論」の原作
「猫の生態Mの記」を読みながら砂漠を旅する旅人と化している。
聞こえはいいかも知れないが
私が拉致軟禁されているという事実には何も変わりがない。
のだが。

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隠された真実がソコにあるとして
それを知って平常心でいられる人はどのくらいだろう。
西暦2400年の中頃の話。
すっかり既成事実となった
生物学者のE何某博士によってまとめられたと言われている
「庭猫理論」が実は博士の書いた原作の
「猫の生態Mの記」の最終章のほんの一部分だけで
アジアの島国の歴史に度々登場する前世を持つ
Eと呼ばれる某組織のエージェントの生い立ちから始まり
とある辺境の惑星の辺境の町で育った若者が
ロボット2体をお供に宇宙海賊の宇宙船で旅に出たり
生き別れの妹が実はお姫様だったり
暗黒の騎士と戦ったり
しかもその暗黒の騎士が自分の父親だったり以下自主規制
な話もふんだんに盛り込まれたスペースオペラ
風な話に続く壮大なる博士の家系の話が
大半を占めている事は
世間一般にはあまり知られていない。
そして
そのスペースオペラの最後のあたりで
その時代で猫と呼ばれている
ブチ柄のみでチビ猫野良猫庭猫と変化を遂げる
生き物の生態について触れられているのだが
その事実は一部の権力者によって封印され
語られることはないのだ。
 
「某国のEです 」エピソード7~猫の惑星~
act.11 HERE THERE EVERYWHERE 
 
この物語はフィクションです
 
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