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きっと47なのね。

気分はお兄ちゃんですが47歳らしいですよ。

形而。

HUMAN SYSTEM 

今更こんな事に気付いても
何がどうなる訳ではないかも知れないが
今更その事実を知ったとして
この先の見えない任務がどうなる訳でもないのだが
仮設観察小屋と呼ばれるシェルターに監禁されて数ヶ月
私は知ってしまったのだ。
私が置かれている状況の悲観さを増す事実を。
おかしいとは思っていたのだ。
日々、目の前を流れ過ぎていくチビ猫と呼ばれる生体が
楕円形の体躯を首の動きだけで方向を調整しながら
流れ過ぎていく砂漠の起伏が
日によって変化しているように思えていたのは。
ただ辺り一面見渡す限り砂漠の中
目の錯覚もしくは偶に巻き起こる砂嵐のせい
とも思えていたのだが
どうやら私が閉じ込められているこのシェルターは移動している。
私がチビ猫の観察を終え寝ている間に
確実に移動している。
この事実が何を意味するのか
任務の理由さえ知らされていない私には知りようもないが
「いったい彼らは何処から来て何処へ向かうのだろう」
っていう前に
いったい私は何処へ連れて行かれようとしているのか
そっちの方が俄然心配だ。

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忘れさられた大陸があり
忘れさられた現実がある。
いくら存在していると主張しても
知られ無ければ存在しないのと同じなのだ。
存在を知られていて初めて隠れるとい行為も成立する
かくれんぼも鬼ごっこも
参加しなければ誰にも探してももらえないし
誰も逃げてもくれない。
誰かが
訪れた誰かが声を上げなければ
隠れ家的な名店でさえ
ただの客が来ない店になってしまうのだ。

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~She is here and he is there in the human system 
 I am here and you are there in the human system 
 She is here and he is there in the human system 
 I am here and you are there in the human system ~
西暦2200年代の中頃
一部の支配階級の都合で無かった事にされてしまった土地に
果たして何があるのか?
そもそも存在するのかさえあやふやになってしまった
西暦2400年代の話。
物語はいよいよ核心へと向かうのだ。
きっと
多分…
 
「某国のEです 」エピソード7~猫の惑星~
act.7 HUMAN SYSTEM
 
この物語はフィクションです
 
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