まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

事故。

悲劇は突然に訪れる。

例えば報道特番やニュースなんかで
凄惨な交通事故の様子などを見た時に
「怖いな」とか「被害に遭われた方が可哀想だな」とか
漠然と思ったりはするけれど
普段の通勤時に電車に乗っている時には
まさか事故に遭遇するとか思ったりはしていない。
いつも通り電車に乗って
いつもの駅で降りて
そんな日常が一瞬で壊れてしまう。

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それは先週の金曜日。
いつもの様にホームで電車を待っていた
最初は
「信号の緊急ボタンが押された為
安全確認を行なっているので到着が遅れます」
と言うアナウンス。
しばらくの後
「電車とトラックの接触事故が起きたので
運転を見合わせます」
に変わった。
その時は既に20分以上遅れていたのと
駅員さんにも詳細はまだ伝わっていないというので
一旦帰宅して車で出勤することにした。
そして夕方のニュースで衝撃の詳細を知ることになる。

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乗員、乗客合わせて重軽傷者18人。
電車の車両にはまさにトラックと接触時に出来たであろう
衝突の大きさを物語る凹みや亀裂。
僕が毎日通勤に使っている時間の電車。
しかも一番の重症だったのは
僕が卒アルを作っている専門学校の上級過程の三年生。
それこそ去年の春
無事に2級過程を修了して2級整備士の免許も取って
来年の春の一級取得に向けて頑張っていたのに。
ついこの間
事故があった日のほんの二日ほど前
学校の学生募集パンフレット用の撮影をした時に
GTRの前で爽やかに笑っていた彼が
今は病院のベッドの上にいる。
ただただ早くの回復を祈るばかりだ。