祈記。
~赤い実にくちびる染めて空を見上げる
これ以上つらい日が来ませんようにと
飛び石踏んだ
からたち野道 花ふく小道
泣いたらだめよと虫の音小唄
からたち野道 はるかな小道
あの人のもとへと続く道
赤い血にくちびる噛んで空を見上げる
もう二度とつらい日が来ませんようにと
まぶたを閉じた
からたち野道 垣根の小道
泣いたらだめよと沢の音小唄
からたち野道 はるかな小道
あの人の歌が聞こえた道~
また一つ世界の中で辛い話が生まれている。
世界の悲しい現実を伝えようとしてきた人が
平和な国に暮らす僕たちに
どんなに悲しい中でも
生きていかないといけない子ども達がいる現実を伝え続けてきた人が
理不尽の中に巻き込まれていく。
僕には何もできないけれど
せめて彼らの帰還を祈らずにはいられない。
それがどんな形であっても。
~ひとりぼっちの陽だまり小道
いつも二人で歩いてた道
こずえの花を摘みとりながら
泣きべそかいては困らせた春
からたち野道 花ふく小道
泣いたらだめよと虫の音小唄
からたちの道 あの日のままの
あなたのもとへ駆けてゆきたい~
心豊かでありますように。