まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

激励。

僕は知っている。
あの子たちが初めて丘の上の学び舎に上がった日から
どれだけ頑張ってきたか。
真新しい制服で緊張気味だった入学式の日。
いきなり学年主任から
「この学校は勉強をするための場所です」と
きびしい現実をつきつけられて次の日は実力テスト
そして始まった本当に勉強、勉強の日々。
通学鞄がパンパンになる教材と
やってもやっても追いつかない課題の山と。
夏休みも冬休みも春休みも毎日
普通に登校して普通に授業を受けた三年間。

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僕は知っている。
あの子たちが本当に本当に頑張ってきた日々を。
3年生になって初めての学年集会で
「こんなに出来ない学年は見た事が無い」
と学年主任に言われてから始まった試練の最終学年の毎日。
一日8限ある時間割。
耐震工事の騒音とホームルームの引っ越しと
うだるような暑さと戦い続けた6~10月。
11月になって急に寒さがきて
夕方鼻を真っ赤にしながらウチの会社に証明写真を買いに来た時
出来上がりを待つ間も参考書を開いていたことも。

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すべては大学受験のため
明日から始まるセンター試験でいい結果がだせるため。
「ありがとうございます」と「ごめんなさい」が素直に言える
君たちらしさを素直に発揮して
ぜひ今日まで積み上げてきた実力を素直に存分に出し切って来い。
そしたらきっと大丈夫だよ。
だって


僕は知ってるんだ。
君たちの土壇場の集中力がハンパない事も
あの学年主任の先生が
「こんなに出来ない学年は見た事が無い」って言うのが
あの学校に来て
もう3回目だってこともね。