度合。
ウチの会社に記念写真を写りに来て下さったお客様の
例えば妹や弟の七五三の撮影についてきて
非常に協力的にしてくれたお兄ちゃんやお姉ちゃんに
僕がたまに言う言葉があります。
「六年生になったらめっさ贔屓してあげるね」
もちろん半分以上冗談ですし
卒業アルバムはみんな公平に載っていないとダメなのですが
中にはそんな軽い口約束を律儀に覚えていて下さる
お客様やお子様もいたりします。
背の順や番号順で並ぶ集合写真は別として
4〜5人で写るグループ写真や
クラス写真とは別括りの全体写真なんかで
真ん中に写っていたりとか
運動会や学芸会のスナップで何故かカメラ目線だったりとか?
卒業アルバムとは無関係のところで
その贔屓の度合が発揮されます。
一概に贔屓と言っても
色んな贔屓の基準がありますよね。
身内贔屓、エコ贔屓、判官贔屓などなど
僕の贔屓の基準は基本的にウチの会社への貢献度に比例します。
総売り上げ金額とか。
如何に僕に協力的にしてくれるかとか。
例えば毎年のように何かしら撮影に来てくれる。
ピアノの発表会で
開会前の時間、お父さんは荷物運ぶの手伝って
その子ども達は他の子は遊んでるのに
文句も言わずテスト撮影につきあってくれる。
文句も言わずテスト撮影につきあってくれる。
運動会の日
わざわざ朝少し早めに行って
保護者席に僕が撮影できるスペースを確保してくれる。
他の保護者の方もそんな様子をご覧になってくれているので
「真子ちゃんなら仕方ないか」
的な結論に行きつくのだと思います。
そんな子がそのまままっすぐに高校生になると
三年生最初のホームルームで委員会を決める時に
「担任の先生が「アルバム委員は」って言った瞬間
クラスみんながウチの方を見た」
とか
すごくとても迷惑そうな顔で僕に言うようになったり
いつも通りニコニコ笑顔で
「羨ましいでしょ?」
って逆にクラスのみんなに言うようになったりする
のかな?