追憶。
最近
本当にぶり返したように彼の歌を聴きかえしている。
何がきっかけだったかさえ定かではないけど
まるで
中学生高校生だった頃に戻ったように
彼の歌を聴きかえしている。
~心すれちがう悲しい生き様に
ため息もらしていた
だけど この目に映る この街で僕はずっと
生きてゆかなければ~
ため息もらしていた
だけど この目に映る この街で僕はずっと
生きてゆかなければ~
やんちゃだった当時の僕の
本当に本当にバイブルのようだった彼の歌。
もちろん僕には
彼ほどの度量がなかったので
15の夜にはまだ
タバコを覚えてもいなかったし
盗んだバイクで走り出したりは出来なかったけど。
それでも彼の歌は
とてもダイレクトに響いていたし
いつも僕の側にあった。
~僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない
正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで
僕は街にのまれて 少し心許しながら
この冷たい街の風に歌い続けてる~
~僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない
正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで
僕は街にのまれて 少し心許しながら
この冷たい街の風に歌い続けてる~
そして15の時には出来なかったアレやコレやな色々を
高校を卒業して大阪で一人暮らしを始めてから
やってしまったのだけれど
~誰がいけないとゆう訳でもないけど
人は皆わがままだ
慣れあいの様に暮しても 君を傷つけてばかりさ
こんなに君を好きだけど 明日さえ教えてやれないから~
人は皆わがままだ
慣れあいの様に暮しても 君を傷つけてばかりさ
こんなに君を好きだけど 明日さえ教えてやれないから~
「15の夜」とか「十七歳の地図」とか「卒業」の方が
歌詞も含めて彼らしいと言う方も多いかも知れません。
でも僕は
「俺」と言う一人称の曲が多い中で
初期の曲なのに一人称が「僕」のこの曲がとてもリアルで
とても好きなのです。