まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

生粋。

例えばウチの会社はクリエイターの集団ではなくサービス業なんで

お客様のお子様がふざけててもそんな怒れない訳ですよ。
しかもお客様の方から先に
「ウチの子が手をかけさせてスミマセン」
的な事を言われたりなんかしたら
「大丈夫ですよ、友達なんで全然オッケーですよ」
とか言わざるを得ない訳です。

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しかも運の悪い事に七五三の撮影と卒アルの撮影って
時期的に微妙に重なる場合が多いので
家族で写真館に行った次の週に学校で会ったり
しかも写真館行った時に一緒に遊んだおじちゃんが
六年生に下の名前で君づけで呼ばれてたりなんかした日には
「あぁ、あのおじちゃんは友達でいいんだ」
と変な納得をしかねないのです。
だから平和な邑の子ども達は
誰一人疑うことなく僕をT君と呼ぶ上に
揃いもそろってタメ口を利きやがる効いてくれる。

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ただ六年生になると少し様相が変わって
僕は「ただの友達」から「スゲ〜友達」にランクアップするんだけど。
いつも難しい顔でとっても怖い六年担任の高橋先生や
教頭先生も校長先生まで
「Kさん」ってさん付けで呼んで敬語で話すのに
自分達は君づけでタメ口オッケーな優越感と
普段は絶対に入れない屋上や
よほどな事がないと上がれない藤棚の芝生だって
T君がソコが良いって言えば自由に使える特権がある。
六年生の味方の本当にスゲ〜友達。
だから「全力で走れ」って言われても
「これ以上ない勢いで飛べ」って言われても
「運動神経に自信があるヤツは
空中で5秒くらい友達を待ってやれ」って言われても
「このおっさん何言ってんの?」
的な空気にはならないんじゃないかなって勝手に思ってます。

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んでもって
「女子は可愛く撮らんと後々の売上に響くけど
男子は写ってさえいれば問題ない」
「何それ?贔屓じゃん、差別じゃん」
「贔屓でも差別でもない。区別だ区別」
的な口喧嘩が成立し
「文句言ったり逆らうヤツは眉毛繋げるぞ。
男子は連帯責任でもれなく全員だ」
的な横暴が堂々と成立するのだと思います。
もちろんあの子達が地域の皆さんに
ド田舎の子どもとしてド田舎の子どもらしく純粋培養され
それが当たり前の素直な子に育っているという
大前提があるんですけどね。