流行。
撮影していていつも思う事なのですが
子ども達はとても流行に敏感で
それはウチら辺がいくらド田舎だからと言って
ソコソコ媒体も流通しているし普通にテレビもネットも繋がる。
でも都会ほどは流行の産物に触れる機会は無いので
いざ人気なブツが手に入るチャンスともなると
親まで巻き込んで
いや厳密には親の方が率先して
妖怪ウォッチやメダルを買いにスーパーを梯子したりするんだけど。
今僕が卒アル用の写真を撮影している某小学校では
とある罰ゲームが子ども達の間で大流行していて
例えば業間休みの時とか昼休みとかで
鬼ごっこやドッヂボールやキックベースの後に
「負けたら罰ゲームだからな」
と言うフレーズが当たり前のように発せられ
「漢和辞典の画数が多い字から漢字書き取り200字か超変顔で運動場一周な!」
的な罰が宣告されもれなく変顔で一周が選択される
っつーか
その変顔で一周する間運動場にいる他の子ども達の反応も含めて
大人からしたら何がツボなんだか分からないんだが
それはそれはとても楽しそうに変顔で一周を
勝った方も負けた方も面白がっている。
発端は6年1組の子ども達が始めたのがそうらしい。
最初はガチなキックベースの勝負で
本当に罰ゲーム的な感じだったらしい。
が、しかし
クラスの中でお調子者のH君が代表して全力でやりきったところ
他の学年の子も含めて腹を抱えて笑っているさまが
妙な達成感を生んでしまったそうで
6年1組から2組へ、そして他の学年へと
瞬く間に伝わってしまったそうだ。
「君たち最初から変顔で一周するのが面白いんなら
別に罰ゲームになってないじゃん」
最初にその罰ゲームを子ども達に言った僕としては
嬉しいような悔しいような複雑な気分でいっぱいです。
追伸。
昨日の記事で紹介した僕の天職かもしれない
田舎の子ども達の撮影の様子を裏面にアップしました。
「かれらのいたばしょ」
限定解除を受けられている皆さまにはご覧頂けると嬉しいなぁ。
久しぶりに堀池さん(仮名)が張り切って書いてますので。