まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

兼任。

僕的に言わせてもらえば無茶ブリもいいとこな話だ。

例えば
結婚式の披露宴なんかで
「スナップもビデオもお願いできますか?」
とか聞かれることが偶にあって
お客様からしたら
スナップを撮るのもビデオを撮るのも
そんなに大差ない感じなのかもしれないし
それぞれに専任のスタッフを抱えている会社もあるけど
前に当なんちゃって流写真術最高師範の
唐津の釣師さんも書いていたが
機材をいくつも準備してスナップ撮るのだって大変なのに
専門外のビデオまでは無理。
例えばどっかの国の大臣さんのように
実際に仕事をする役人さん達にとっては
いつでも換装可能な最上部の飾り的な感じ
なのかもしれないが
担当してもらう方の国民からしたらね
他の重要事象と兼任だなんて全く失礼千万な話だと思うもの。

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少し前に剣聖と言う話で書いた
北の大地にて大いなる高みを目指し
彼一人、唯ひとりの頂きを望もうとする若者に
あれだけ文句を書き連ねていた人達に
僕は聞いてみたいのだ。
彼が道を歩み始めるはるか前からあの世界には
兼任と言う言葉が普通に使われていたけれど
「実はそっちの兼任の方が
どたい無理な話なのではないですか?」と

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実際に試合に出てプレーする選手が同僚を指導する。
若手や悩みを抱えている中堅選手に
ベテラン選手が手を差し伸べてあげるなんて
ロッカールームやグランド外では今までもあったでしょう。
別にそこに肩書きなんていらないじゃない。
選手と指導者の線引きはハッキリ引いた方がいい。
指導者は指導者として専門の分野で選手全てを把握して
選手は選手として
自分の出来る限りのプレーを球場で披露してこそ
お客様からお金をもらって試合を見せる
エンターテイメントとしての本来のあり方だと僕は思うのだ。
「コーチ兼任ならもう一年だけ選手として契約してあげる」
なんて
その選手にもコーチ業を生業にしている指導者にも
何よりお金を払って球場に来るファンに対して
実に失礼な物言いなんじゃないのかな?