まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

頭領。

つい先日

ここにおいでの皆さまにはよくご存知の
モデムを床に叩きつけて壊してしまうと言う
なんともクラッシャーな一面もお持ちの
某食いしん坊将軍(id:Strawberry-parfait)さまの記事にて
コメントのお返事にてお尋ねのあった
僕的な二大ヒーロー、赤い彗星と伊賀のお頭(影の軍団)の
共通点について少し考えてみました。

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まずはSFであるという事。
待て待てガンダムはともかく影の軍団は時代劇じゃないか!
と思われる方もいらっしゃいましょうが
僕的な括りでは影の軍団は江戸時代が舞台のSFなのだ。
人間はあんなにも高く飛んだり早く走ったりはしないもん。
いくら鍛えに鍛えた忍であったとしても。
考えても見てほしい。
現代にだって鍛えに鍛えまくっているアスリートはいっぱいいる。
でも葛西さんがあんなに遠くまで飛べるのは
板とジャンプ台があるからだ。
セルゲイ・ブブカだって
あの棒無しにはどこまで高く飛べるものか?
廣田遥だってトランポリン無しで美しく高くって無理じゃね?
なんだいつもの屁理屈かとか思ってます?
ひょっとして。
しかもシリーズが進むにつれ段々と時代考証無視に拍車がかかる。
せっかく黒い忍び装束を着ていると言うのに
色とりどりなカラフルスカーフを着用しているなんて
ファンタジー以外の何物でもない。

それから二人とも不遇な育ちをしている点。
赤い彗星は元ジオン共和国の主催者のご子息だったのに
一介の軍人として登場する。
一方、伊賀のお頭も
お頭とは呼ばれてはいるものの
幕府の要職から外され家督を取り上げられた伊賀一族の頭領。
風呂屋で半助したり便利屋で雑用係だったりと
とてもあの服部半蔵の末裔とは思えない暮らしぶり。
ちなみに僕が影の軍団が好きなのは
千葉真一演ずる伊賀の頭領がカッコいいのももちろんだが
時代劇でありがちな最終的には国家権力を行使して成敗
というのが無いからだ。
暴れん坊な吉宗君はなんといっても将軍さま。
旅好きのご隠居様だって先の副将軍。
いくら中間管理職とはいえ大岡家の忠相君はお奉行さま。
遠山の金ちゃんだってそうだ。
最終的にはお白洲で申し付けちゃったりするんだから。
天下御免とか言ってる松平家の風来坊だって
最後の決着シーンでは葵の紋の入った着流し着てるじゃん。

 

場合によっては幕府と敵対し公儀隠密と敵対する。
自分の正義に沿わない場合は
お友達のはずの勝麟太郎君とだって敵対する
ゴーイングマイウェイな伊賀のお頭。
なんてステキなんだろう。
ザビ家討伐為なら親友さえも裏切り
アムロに勝つためにならコロニー落としだって厭わない
赤い彗星とその生き様も似てる気がしてきたな。
そうそう
二人とも肝心の戦闘シーンで
仮面や頭巾で顔を隠してるのも共通項かも。
ただシャアは目を隠すけど伊賀のお頭は目だけ出してたり
隠し方は真逆ですけどね。