まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

引退。

こんな事が気になってしまうのは僕だけかも知れないが

その言葉を聞いたり読んだりする度に
ずっと思っている事があります。
これは
選手本人が使っているのではなくて
その事を伝えるマスコミが
特に海外の選手の発言を勝手に意訳しちまったりする
日本のマスコミがそう書いてるだけ
なのかも知れないが
そうしたら少しその選手に申し訳無いのだけれど。

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代表選手から引退します。
「その表現ってどうなんだろう」
特にサッカーの世界ではW杯のような大きな大会の後で
さも当たり前のように使われている。
現役のプロ選手からの引退なら
プロ選手として
お金を貰ってプレイするエンターテイメントの世界から身を引く
と言うのなら
本人の意思だけの問題なので
文字通り引退と言う表現が合っていると思う。
でも
代表選手は
選出されて初めてそう呼ばれる代表選手ならば
辞退と言う表現を使うべきだと思うのだ。

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これまで国の為に戦ってきた
体を張って頑張ってきたと言う自負もあるだろう。
実際にその表現を使う選手の殆どが
その選手キャリアにおいて常に代表選手として
世界を相手にプレイし続けていた偉大な選手なんだけど
それでも一度その表現を使ってしまうと
「代表から引退します」
そう言ってしまうと
「俺は選出されて当然だろ?
どうせ次も呼ぶつもりなんだろ?」
的な傲慢さがどうしても引っかかってしまうのだ。
代表選手としてプレイする栄誉が感じられなくなった
「代表でも試合してやってる」
そんな風に思っているのね感が
その選手への敬意を濁らせてしまうのだ。
だって僕が敬愛するロビーさんや中山隊長のように
代表に呼ばれなくなっても
現役の最後の最後まで代表でプレイしたいと
代表でプレイすることの栄誉に拘り続けていた選手も
たくさんいたいやいるのだから。
てか中山隊長は今だって
呼ばれたら行くつもり満々かも知れないしな。