引退。
こんな事が気になってしまうのは僕だけかも知れないが
その言葉を聞いたり読んだりする度に
ずっと思っている事があります。
これは
選手本人が使っているのではなくて
その事を伝えるマスコミが
特に海外の選手の発言を勝手に意訳しちまったりする
日本のマスコミがそう書いてるだけ
なのかも知れないが
そうしたら少しその選手に申し訳無いのだけれど。
代表選手から引退します。
「その表現ってどうなんだろう」
特にサッカーの世界ではW杯のような大きな大会の後で
さも当たり前のように使われている。
現役のプロ選手からの引退なら
プロ選手として
お金を貰ってプレイするエンターテイメントの世界から身を引く
と言うのなら
本人の意思だけの問題なので
文字通り引退と言う表現が合っていると思う。
でも
代表選手は
選出されて初めてそう呼ばれる代表選手ならば
辞退と言う表現を使うべきだと思うのだ。
これまで国の為に戦ってきた
体を張って頑張ってきたと言う自負もあるだろう。
実際にその表現を使う選手の殆どが
その選手キャリアにおいて常に代表選手として
世界を相手にプレイし続けていた偉大な選手なんだけど
それでも一度その表現を使ってしまうと
「代表から引退します」
そう言ってしまうと
「俺は選出されて当然だろ?
どうせ次も呼ぶつもりなんだろ?」
的な傲慢さがどうしても引っかかってしまうのだ。
代表選手としてプレイする栄誉が感じられなくなった
「代表でも試合してやってる」
そんな風に思っているのね感が
その選手への敬意を濁らせてしまうのだ。
だって僕が敬愛するロビーさんや中山隊長のように
代表に呼ばれなくなっても
代表に呼ばれなくなっても
現役の最後の最後まで代表でプレイしたいと
代表でプレイすることの栄誉に拘り続けていた選手も
代表でプレイすることの栄誉に拘り続けていた選手も
たくさんいたいやいるのだから。
てか中山隊長は今だって
呼ばれたら行くつもり満々かも知れないしな。
呼ばれたら行くつもり満々かも知れないしな。