文月。
卒アルを作っている学校に
ほぼ毎日のように通い撮影していた六月も終わり
いよいよ七月。
晴れの国にも本格的な夏がやってくる。
子ども達には
いっぱいの宿題と共に待ち遠しかった夏休みが
そして
ウチの職場の町にある広大な空き地には
いよいよ
お友達の皆さんもお待ちかねの
向日葵の国が今年も今のところ出現する予定。
そして
丘の上にある進学校に通う高校生には
特に三年生にとっては
お盆の前後一週間を除いては
毎日行われる夏期補習と言う名前の通常授業と共に
彼ら彼女らが一番楽しみにしている
夏休み明け最初の週の文化祭と
すぐ次の週の体育祭に向けた準備が解禁される。
毎日のように学校に行って
毎日のように通常の授業があって
全然夏休みらしくない夏休みのほんの少しだけある楽しみ。
進学校の三年生に楽しみは要らないとか
事実としても悲しいもんね。
三年間にたった一度だけ
クラス全員で気持ちを込めてする合唱。
たった一回だけの7分間。
今日発表された期末考査が終わったら
歌の選考からコーラスのアレンジそして制服の飾り付けと
いよいよ丘の上で過ごす最後の夏が始まるね。
9月最初の金曜日
今年はどんな歌声が聞かせてもらえるか
今からとても楽しみです。