特権。
近代サッカーの母国イギリスには
幾つかの特例
いや僕的に言わせて貰えは特権が認められている。
まずはそのサッカー協会の名前。
Football association
FAもしくは定冠詞つきのthe FAと略語表記される
世界で一番最初にできたサッカー連盟には
国名も地域名も入っていない。
世界サッカー連盟FIFAよりもサッカー連盟らしい名前。
まさに近代サッカーの母国である証。
もうすぐ開幕するブラジルでの男子サッカーのW杯。
いろんなニュースや情報が入り乱れていますが
皆さんはお気づきでしょうか?
イギリスではなくイングランドと表記される国名と
その国の国旗のデザインを。
イギリス国旗として有名なユニオンジャックではなく
白地に赤いクロスで描かれている国旗。
これぞ近代サッカーの母国がイギリスである象徴。
それぞれにサッカー連盟が存在し
それぞれにFIFAに加盟が認められているのも
そしてそれぞれの国の代表として
選手達が戦うことに栄誉を感じているのも
近代サッカーの母国としての誇り。
もし
国連加盟国のUKとして参加していれば
ヨーロッパ選手権やW杯の勢力図が今とは全く違っていた
かもしれないし
実際に「イギリス連邦としての代表チームの試合を見たい」
そんなふうに書かれた観戦記を読んだ事もあるけど
僕的には
例えW杯本大会への道が遠く厳しい道のりでも
選手達がとても羨ましく思うし
きっとそれこそが彼らにとってのW杯の戦いだと思うのだ。
だからこそ本大会では
女王陛下の名のもとにイングランド代表として挑む選手達には
是非とも勇猛果敢な女王陛下の騎士として
戦い抜いて欲しいと思っています。