蓄積。
壮行試合での代表デビューに続き
代表初スタメンと
順調に代表選手としてのキャリアを重ねつつある君。
ボランチと言う
チームの舵取りを担うポジションは
そんなに簡単にフィットできる場所ではないと知りながらの
将来その場所を自分のものにする為の挑戦。
なでしこリーグとも君が今まで戦ってきた
アンダー世代での世界戦とも違う
アジアを勝ち抜く為の戦い。
得意のミドルを打ち続けても
最初から引いて守る戦略の相手には効果が少ないことも
世界戦の舞台では
その右足を振り抜いた限りは決めなければ
次のチャンスが貰えないことも
全ては経験として君の中に蓄積させておいて
次からのプレーで少しづつでも消化していくしかない。
試合中に出されるプレーについての注文も
君のポテンシャルが認められている証拠。
あの色黒なおじさんは
出来ない子に「しろ」とは言わない。
それは君が次なるなでしこの名を纏う資格ができた
という事。
という事。