まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

証明。

これは写真屋さんとしてではなく

僕の個人的な見解なのですが
証明写真ってとっても難しい種類の撮影と思うのね。
だってさ
場合によってはその写真が原因で
試験や就職に落ちたり受かったりする訳じゃん。
特に買い手市場の場合とかさ
面接や筆記試験で本人を見る前に
書類選考とかで線引き入れられたりするしさ。

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だから今まさに絶好調撮影中の
高校と中学の個人写真もかなりに気合を入れて
慎重に慎重を重ねながら写してる訳です。
「その子はこんな子なんです」って証明する写真だから
姿勢や表情も明るく優しく且つ凛々しく撮ってあげないとね。
去年書いた修整の話(知らない人はクリック)
またその後の事で
まずはキレイに写してあげてはじめて
「お金をもらえる証明写真になる」んじゃないかって
僕は思っているんでね。
 
今日、中学校で先生に聞いたんだけど
ウチの前にアルバムを作ってた写真屋さんは
個人写真で笑わす時に
小さな子どもをあやす時みたいな鳴り物を使ってたらしい。
僕に言わせればそんなのは邪道もイイトコでさ
小学校じゃないんだから
一番人生で多感な時期の中学生を
無理クリ笑わせるなんてとても頂けない。
その写真を見る度に「無理矢理笑わされた苦い思い出」しか
残らないじゃん。
笑える子は笑って笑えない子はそれなりの表情で
その子なりにその時感じた気持ちを残してあげられれば
それがその時のその子の証明になるんじゃないかなぁ?
まぁ幸いにも
僕は卑怯な手にうってでなくても
子ども達が笑ってくれる
笑えない子も怒らずにちゃんと普通に写ってくれると言う
変な自信とそれに付き合ってくれる子ども達相手だから
言えることかも知れないけどね。
 
てな訳だから奈良のお嬢(id:ka-ruto)
証明写真とか個人写真ってさ
写る側よりも写す側でキレイさが変わるんだよ。
だから
この前書いたアドバイスと
笑う時は写してるレンズの3m先を
イケメンが爽やかに手を振ってるのを妄想しながら写れば
随分違うとは思うけどね。
後は
前の日の晩に父ちゃんに怒られすぎない様に気をつけるコトかな。