まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

記憶。

誰しも人生で一つや二つくらいは
忘れてしまいたい
いや関係者各位の記憶を完全に消去して
無かった事にしていまいたい
って過去の汚点があるんじゃないですかね。
ダイアリー版で絶大な人気を博した
元愉快な受験生5人組のリーダーこと
僕の姪っ子もどきな女の子は7歳の七五三の時
「ウチだってピンクのドレスが着たいもん」
とパンツ1枚で地団太踏んで泣いて抗議した話を
事あるごとに僕にネタにされ
「いいかげんに忘れろ、バカ!」的な勢いで
先日の記事の後もメールをしてきたりしたのですが
ヤツの結婚式の披露宴のスピーチの掴みのネタなんで
そんな簡単に
忘れてあげる訳にはいきませんことよ。

 

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昨日のまめさん(id:mame90)の記事にて
パンツがボロい日には死ねない女心について
詳細に記されていて思い出した
僕のサッカー小僧時代の相棒N君の話。
彼はとても好青年な上にとてもサッカーが上手で
僕が中学時代に一度もドロップアウトすることなく
真面目なFWでい続けることができたのも
8割弱は彼から供給される
とても気持ちのいいパスがあったから
なんだけど
そんな好青年でサッカーの上手なN君はある日
とてつもない悲劇に襲われるのだ。

 

先に説明しておこう。
僕らの中学頃のサッカーのユニフォームは
今みたいなルーズでゆとりのあるスタイルではなく
俗に言うピチピチパンツな感じだったのだ。
もちろん今のようにスパッツ的なモノを履いたりもせず
普通に下着の上に普通に履いてたりしたんだな。
そんな頃の話。
ある日学校での練習試合中にN君のパンツが裂けました。
お尻のところが見事にコントのように。
練習試合だから公式戦では使えない
古いユニフォームな上に中学校の運動場だったからでしょう。
運の悪いことは重なるもので
たまたまそのパンツが裂けた地点が
生徒が試合を見ていい場所のすぐ近くだったのですな。
そしてN君のユニフォームの裂け目から
その日彼が履いていた
可愛いキャラのプリントされたピンクのパンツが顔を出し
多くの女子の皆さんにその様を目撃されたN君は
「今すぐ死にたい、もしくは死なせて」
と僕に哀願したのでした。

あまりに可哀相過ぎたので
そのピンクのパンツが彼の趣味なのか
お母さんの趣味なのかは追及はしませんでしたが
あくまでその日はしなかっただけで
彼は同窓会がある度にその話を蒸し返され
「母ちゃんが買ってきました」と
もう5回以上釈明させられている上に
彼の結婚式の披露宴でお祝いの出し物をした
中学の同級生代表6人は
ワザとお尻の部分が裂けた半ズボンに
ピンクのしかもフリルの付いたパンツを縫い付けて
「俺達は君の雄姿を一生忘れません」
宣言をしてあげたそうです。

とっても心温まるお話ですね♪