まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

挑戦。

今から少し前の話。
ドイツのW杯にてなでしこが金メダルを獲った時
出湯の里の情熱を胸に戦うレジスタ
ホームタウンに戻った時に言った言葉があります。
「これでやっと最初の恩返しができただけ。
10年もかかっちゃって申し訳ない。
それにこんなんじゃ全然足りない」

 
町のスタジアムの規格が足りず
ただ距離が近いと言うだけの
さして縁や交流があるわけでもない町での開幕戦から
始まった今シーズンの彼女達の戦い。
大方の予想通り苦戦と困難の連続だった。
それでも
来年もまたディビジョン1のピッチに立てる事。
例え入れ替え戦でのギリギリの勝利だったとしても
昇格1年目のチームが
しかも学生単独のチームが手にした権利だとするならば
僕は上出来な結果だったと思うよ。

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代表選手やプロ契約選手を何人もかかえる
常勝軍団を筆頭に上位のチームには
あっさりとあしらわれたディビジョン1で戦う事の厳しさ。
県内の様々なイベントに参加してチームアピールをして
改めて有難く思った応援してくれる人の温かさ。
様々な経験を糧に来年もう一度挑戦できる
デビジョン1の試合で活かせるといいね。

そしていつの日にか
全国の高校の先生やチームの監督が
「大学でも本気でサッカーしたいなら吉備国際」
って言ってくれるようになった時が
応援は裏切られない事を証明し続けるキミ達の挑戦
第一歩目が終わる時だと思うんだ。
そしてその時にはもう
キミ達がチーム名に冠した町の名前も
きっとフリガナなしでも読んでもらえるようになって
出湯の里の情熱の濃紺ジャージのチームと
名実共に岡山ダービーを戦える日が来る事を
僕は信じて待っているよ。