素直。

僕が卒アルを作っている高校の今年の3年生に

僕に『お嬢』ともう何年も呼ばれ続けている子がいます。

彼女と話す時はもちろん

教室や職員室でそう呼ばれても

普通に笑顔で返事ができて嫌がる様子さえありません。

彼女のお父さんは

僕がウチの会社に入ってすぐくらいから

会社案内の撮影とかでお世話になっている

某施設の部長さんで

お父さんとお母さんにとっては

遅くにできた一人娘ということもあって

お宮参りからお誕生日記念、七五三や入園入学記念と

彼女が小さい時はほぼ毎年の様に

ウチの会社に写りに来てくれていて

高校の入学式の日には

平日でお父さんは仕事だったのもあり

車を運転しないお母さんとタクシーを使ってまでして

記念写真を写りに来てくれました。

 

撮影した写真をセレクトしている時のことです。

「高校では中学までのように学校の行事を写しにいけなくなる」

と残念そうに言うお母さんに

「大丈夫です保護者代行がいるじゃないですか」

ウチのスタッフが冗談半分で僕が密着マークすると言っても

笑顔で受け入れられる素直なお嬢は

部活はまだ何をするか決めていない的な話になって

「じゃあソフト部にしたら？楽しい部らしいし

何よりおじちゃんに目一杯贔屓されているらしいよ」

みたいなアドバイスに従い入部したかと思ったら

今年度は僕に『お嬢』と呼ばれていると言う理由で

前年度の3年生からキャプテンに指名されました。

「キャプテンの基準がソコ？」

と思われる方の方が普通の意見と僕も思いますが

「明るく楽しく元気な子」がモットーなその部では

僕が知らない子が10番をつける事はここ最近では無い

というのも伝統になりつつあるんで

いい加減勘弁して欲しいなぁと思っております。

 

※あの子たちは偶然だって言い張っていますけどね※