大王。

昔からお漬物が大好きな子だったのは間違いない。

ご飯を食べて
それからデザートがわりにお茶と漬物
だったり
オヤツ代わりに奈良漬をボリボリしたり
小腹がすいたらたくあんをかじる。
僕が中学校になるまで
ウチの実家には父ちゃん側のばーちゃんが一緒に住んでいて
と言うよりは君臨していて
と書くとまるでどこかのボスみたいで笑ってしまうが
まぁウチの家系はもともと女王陛下の国なんでね。

↑この写真に深い意味はございません。

そんな感じで常に食卓or冷蔵庫にお漬物が常備されていて
でもって時代劇同様どっぷりとハマってしまって
今に至るといった感じだ。
ただしお野菜をつけた俗に言うお漬物限定で
塩辛とか海の幸系はまったく食えないんだけど。

前回の↑の記事の時にもらった
奈良のお嬢のコメ返でも書きましたが
小さい頃はマジで全国各地のお漬物を集めて食い尽くす
漬物大王になりたかったのだ。
そんな話を小学校低学年の頃に作文に書いて
「漬物屋さんって書かないのがＴ君らしい」
的な評価を頂いたのだが
漬物屋さんはお客が来たら売らないといけないから違う
と先生にしたら意味不明な反論をしたらしい。
そんなガキの戯言とっとと忘れてくれればいいのに。
同窓会とかの度に蒸し返す程の事か？

まぁ漬物大王の夢は費えたっつーかすっかり忘れましたが
嘘つき大王と呼ばれるようにはなれたので
とりあえず大王になるという所までは達成できました。
そんな嘘つき大王も実家に帰れば
白い王様の下僕だったりして。。。。

人生ままなりませんな、と言うお話でした。

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