左手。
やっぱさぁ。
スラムダンクを読みながら青春を謳歌した世代にとっては
花道君が言った
「左手は添えるだけ」
って言うブザービーダー間際の一言は鮮烈だったし
リスペクトしなければならないのはヤマヤマなんですが
こと写真に関しては
っつーか一眼レフのカメラで撮影する時には
左手は添えるだけじゃダメなんですな。
一眼レフのカメラで撮影する時に
っていうかまぁ写真撮る時にってことでもいいんですが
一番くらいに大切なのは
カメラをしっかりとホールドするってことなのね。
特にカメラ本体がデカイ一眼タイプの場合は
シャッターボタンを押す時に起こるカメラブレってのが
とても発生しやすい訳ですよ。
一般の方はレンズ側がブレて起こる手振れを思いがちですが
実は致命的に気づかれないのがこのカメラブレ。
しかも画面右半分とか左半分とか
微妙にブレるのね。
で、この事をメールで説明しようとして
素直なお嬢を持つ更に素直(実はMらしい)な母をですな
危うく圧迫死させるところだったので
今回のみ実演させて頂きまする。
正しい持ち方とは申しませんが実際にコレで飯食ってますので
しかも業界の後輩達にもかなり高圧的に指導してますので
そんなに間違ってたり奇抜では無いと思います。
ちなみに左腕を地球と垂直にを実践してみた図。
ちちが潰れるとか無いから潰れないとか以前に左腕とカメラで
呼吸器、循環器が圧迫され死に至る可能性もあるばかりか
変な体勢で写真を写しまくってオミアシの筋肉がもげかかった(ウソ)
さくら組組長さんの妙技が写真撮る時の基本姿勢になって
写真を撮る人=キケンな香を醸し出す人
説さえ出来上がってしまいそうな勢いなので
やっぱオススメはできませんね。
ちなみに僕のカメラは縦位置グリップが付いてるので
カメラを縦にしてもシャッター押す時に右手を上にしないで良いのですが
(最初の写真がソレ)
「そんなイチイチ握りなおしながらやってらんねーぜ」
らしくほぼ使われておりません。
レンズフードを外して左手でズームリングとピントリングを
操作してる感を表現してみました。