まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

共有。

僕は仕事で写真を写す時に
お客様とのイメージの共有ってとても大事なんじゃないかって思っていて

ウチに撮影に来られるお客様は
ほとんどの方が普通の一般家庭の方で
そんな方が
あそこの写真屋さんだったらこんな感じで撮ってもらえるかな
みたいなイメージと言うかビジョンを壊さないように撮影してこそ
お客様に胸を張って高い上代を請求できるのだ。

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ここのところよく登場する「明るく楽しく元気な子」な人達が
多少先生に睨まれるのも覚悟な上で
下校時間ギリギリまで自慢の熱意を傾けてくれるのだって
最初に「帽子を投げた写真が欲しいんですけど」や
「円陣組んだ写真って撮れますか?」
って聞いてきた先輩達の写真を見て
自分達もしたいって思ってくれた証だと思うのです。

卒アルに関して言えば
それは印刷屋さんも同じだと僕は思っている。
色がキレイとか装丁がキレイなのはお金払うんだから当然だと。
だから
ココで印刷屋さんのいい人と表記しているiさんが
ウチの会社に初めてきた日
ウチの社長さんの写真論をニコニコしながら30分聞いた後で
「アルバムの担当者は彼だから」って僕を紹介された時
「僕の我儘を100%聞いてくれる印刷屋さんじゃないと出稿しない」
みたいななんとも高飛車な注文をつけられても
ニコニコ顔のまま「TKさんのやり方で大丈夫ですよ」って即答して
しかもまだテストで出稿するのが決まっただけだったのに
数週間後わざわざ仙台の本社から
デザイン部門から一人、進行部門から一人担当予定の人を連れてきて
「色合いやデザインの好みは実際にお店を見るのが一番ですから」
やはりニコニコ顔のままiさんが言って以来
ウチの役員さまは卒アルは仙台のiさんに任せるって決めています。

今では
「締め切り延ばしたりダメな時はちゃんと叱ってね、癖になるから」
僕の躾(?)まで役員さまから仰せつかったりもするiさんは
僕が気づかなかった誤字脱字を発見できるくらい
岡山弁もマスターしてくれつつあります。