きっと47なのね。

気分はお兄ちゃんですが47歳らしいですよ。

恩師。

僕が偶に行く事のある近所の歯医者さんの衛生士さんに

通勤中とかにすれ違ったりした時とかに

「おじいちゃんはお元気ですか?」

と聞かれるのが彼女との挨拶になっている。

おじいちゃんと言っても僕のおじいちゃんの事ではもちろんなくて

彼女が学生時代に通っていた、そして僕が卒アルを作っていた

3年前に閉校になった専門学校の校長先生のことです。

満開の桜に囲まれた校舎の小さな小さな講堂で行われる入学式で

「私の事は岡山のお父さんだと思って何でも相談して下さい」

自己紹介の後に言われていた挨拶も

彼女が通う頃にはお父さんというよりはおじいちゃんな年齢になられていて

それでもお父さんと挨拶する校長先生に

「ありがとうございました。校長先生はずっと私達の岡山のおじいちゃんです」

とメッセージの書かれた花束を卒業生が渡して巣立っていくのが

恒例の行事になっていました。

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 一番最後におじいちゃんに花束を渡した彼女が

医院外でも普通に僕に挨拶できるのは

「あなた達はこれから

困っている方や弱っている方を

相手にする仕事をするのですから

何があっても

笑顔と挨拶は忘れてはいけません」

入学式の日に岡山のおじいちゃんから

一番に言われたことをちゃんと忘れずに

仕事をしている証拠だと思います。

 

今日は自動車の学校の入学式。

例え定員を割っても入学試験で落とされる出願者もいる専門学校に

晴れて入学を許可された学生達と保護者の方々が会場に向かう様子を

今年度から自動車の学校の管理棟として復活した

元衛生士専門学校の校舎の桜が満開の花をつけて迎えていました。

そんな桜を見上げながら

「学校がなくなっても入学式の日は忘れてないんだねぇ」

今は学園全体の理事長をされている

元校長先生は嬉しそうに眺めていらっしゃいました。

「先生が育てられた娘さん達と一緒ですよ」

その時はなんだか先生に対して偉そうな感じがして言えなかったので

ココにこっそり書いておきます。