まだ49なんだからね。

気分はお兄ちゃんですが49歳らしいですよ。

四年。

一昨日の日曜日。

僕の双子の兄ちゃんが嬉しそうにGTRを写してた学校とは別の
ダイアリー版には海辺の専門学校という表記で
何度か登場した療法士を目指す専門学校の卒業式でした。
僕に気に入っているとブログに書かれる時点で
ダイアリー版からのお友達の皆さんはピンとくるかも知れませんが
その専門学校もかなり変わっています。

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まずは4年制であると言う事。
療法士の国家試験を受ける為ならば
3年制でいいので無理に4年制にする必要はありません。
事実、県内には3年制の専門学校が他にいくつもあって
そちらを選択する高校生が大多数です。
いくら大学卒と同等の高度専門士の称号が授与されるとしても
同じ4年通うなら大学の方が良い。
親御さんだってそう思われる方が多いのだって当然なのに
公共の交通機関は1時間に1本のバスしかなく
コンビニが1件あるだけでファミレスさえ無いド田舎に
誰が好き好んでわざわざプチ軟禁されに来る?
と学校関係者の僕でさえ思ってしまう学校に来てくれた貴重な学生を
何十年にも渡って地元で地域医療を培ってきた頑固者の学長が
「患者様の一生に関わる仕事だから
私がこの子は大丈夫だと思った子以外は卒業資格を与えない」
なんて言うもんだから
今年はたった20数名の卒業生
しかもその中に何が気に入ったのか知らないけど
ド田舎暦が5年目、6年目なんて学生もいたりして
4年生で卒業する学生は10数名ではいくらiさんが良い人でも
卒業アルバムは無理でした。
 
だけどそんな田舎町で4年間頑張った思い出と
友達とのきずなはずっと消えないと思うから
思い思いのポーズで写した集合写真を見た時には
カキの美味しい田舎の小さな漁村の事も思い出してね。
って僕はカキ食えないんだけどね。
それから
せっかくだからせめて集合写真だけでもって
先生の発案で会場で集合写真が写せたのは
遠く山陰や四国から僻地留学(笑)してくれた女の子が
ウチの衣裳部の袴セットを使ってくれたからで
僕に卒業式に行く口実くれたってのも覚えといてね。
ウチの袴を着てくれた学生さんには
4年過した学び舎を背景に写した写真も学園の思い出の一つになってくれますように。